読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

読書 作家別あ行

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 櫻花の葬送 太田紫織著 KADOKAWA 2021年

シリーズ最終巻。 ネタばれあります、すみません; 蝶は聖夜に羽ばたく・後 第肆骨 神居古潭の洞窟で、好美に襲われて重傷を負った千葉。櫻子と正太郎は好美を説得し、彼女を追わない代わりに千葉を助けるよう取引する。正太郎の機転もあってスムーズに救急…

営繕かるかや怪異譚 その参 小野不由美著 角川書店 2022年

シリーズ3冊目。連作短編集。 これぞ怪談文芸の最高峰! 怖ろしくも美しい。哀しくも愛おしい。 建物で起こる怪異を解くため、営繕屋は死者に思いを巡らせ、家屋に宿る気持ちを鮮やかに掬いあげる。 我が家は安心……だから危うい。 (帯文より) 待ち伏せの岩…

おもろい以外いらんねん 大前粟生著 河出書房新社 2021年

お笑いコンビ Aマッソの加納さんが『アメトーーク!』で紹介されていた一冊。 ネタばれになってるかも、すみません; 幼馴染の咲太と滝場、高校で転校してきたユウキの仲良し三人組。滝場とユウキはお笑いコンビ<馬場リッチバルコニー>を組み、27歳の今も…

鬼平犯科帳[決定版]3 池波正太郎著 文春文庫 2017年

シリーズ3冊目。1975年発刊の文庫本の新装版。 ネタばれあります、すみません; 麻布ねずみ坂 〔土蜘蛛の万五郎事件〕以来、長谷川平蔵は中村宋仙に指圧に来て貰っている。中村宋仙には京都に置いてきた女 お八重がいた。大坂の香具師の親分 白子の菊右衛門…

鬼平犯科帳[決定版]2 池波正太郎著 文春文庫 2017年

1975年出版分の新装版。 ねたバレあります、すみません; 蛇の眼 〔さなだや〕でそばと天麩羅を食べていた長谷川平蔵は、先客の男をどうもあやしい、と感じる。果たして彼は大盗 蛇(くちなわ)の平十郎だった。 平十郎の次のねらいは〔道有屋敷〕、先年まで…

月の影 影の海 上下 十二国記 小野不由美著 講談社X文庫ホワイトハート 1992年 

「あなたは私の主(あるじ)、お迎えにまいりました」 学校に、ケイキと名のる男が突然、現れて、陽子を連れ去った。海に映る月の光をくぐりぬけ、辿りついたところは、地図にない国。そして、ここで陽子を待ちうけていたのは、のどかな風景とは裏腹に、闇か…

マイクロスパイ・アンサンブル 伊坂幸太郎著 幻冬舎 2022年

ネタばれになってる気がします、すみません; 一年目 父親の暴力や仲間のいじめから逃げだした「ぼく」は、仕事を終えたばかりのエージェント・ハルトと出会い、飛行機への同乗を許される。所がそれはエンジンを積んでないグライダーで発車できなかった。 そ…

鬼平犯科帳[決定版]1 池波正太郎著 文春文庫 2017年

1974年刊の文庫の新装版。 ネタばれあります、すみません; 唖の十蔵 同心・小野十蔵は下総無宿の助次郎を追っていた。いずれ助次郎のお頭 野槌の弥平を辿る筈だったが、助次郎は女房おふじに殺されてしまう。現場に居合わせた十蔵は、事件を隠し、身重のお…

銀翼のイカロス 池井戸潤著 ダイヤモンド社 2014年

『半沢直樹』シリーズ第4弾。 半沢直樹が帰ってきた!今度の敵は政治家だ! 出向先から東京中央銀行本店に復帰した半沢直樹に頭取から大仕事が降ってきた。破綻寸前の航空会社、帝国航空の再建を担当せよというのだ。だが折しも政権が交替。新政権の国土交…

沈みかけの船より、愛をこめて 乙一/ 中田永一/ 山白朝子著 安達寛高 解説 朝日新聞出版 2022年

短編集。 ネタばれになってる気がします、すみません; 五分間の永遠 乙一 ギャンブル好きの親父のために金に汚くなった「おれ」は、同級生の村田ツトムに、5分間だけ友達の振りをしてくれと頼まれた。報酬は500円。おれは彼の母親の前で数度、友達を演じて…

捜査線上の夕映え 有栖川有栖著 文藝春秋 2022年

社会人アリスシリーズ。 ネタばれになってるかも、すみません; コロナ禍の東大阪、マンションの一室で、男が鈍器で殴り殺された。死体はスーツケースに詰め込まれてクロゼットに押し込まれた状態、発見したのは恋人の歌島冴香。彼女は数日前、借りていたそ…

下町ロケット ヤタガラス 池井戸潤著 小学館 2018年

『下町ロケット』シリーズ4作目。 ネタばれあります、すみません; 宇宙(そら)から大地へ――。 大型ロケット打ち上げの現場を離れた帝国重工の財前道生は、準天頂衛星「ヤタガラス」を利用した壮大な事業計画 無人農業ロボット「アルファI」を立案。自動…

下町ロケット ゴースト 池井戸潤著 小学館 2018年

『下町ロケット』シリーズ3作目。 ネタばれあります、すみません; ふりかかる幾多の困難や倒産の危機。佃航平率いる下町の中小企業・佃製作所は、仕事への熱い情熱と優れた技術力を武器に、それらを乗り越えてきた。しかし、佃製作所の前にかつてない壁が…

残心 凛の弦音 我孫子武丸著 光文社 2022年

シリーズ2作目。 ネタばれになってるかも、すみません; 第一話 残身と残心 十二月に棚橋先生が亡くなって以来、篠崎凛は弓の調子が戻らない。凛を被写体にしている中田先輩にも「つまらない射だ」と言われてしまう。明けて一月、凛の前に波多野郁美が現れ…

同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬著 早川書房 2021年

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞作品。 ネタばれになってるかも、すみません; 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリー…

下町ロケット2 ガウディ計画 池井戸潤著 小学館 2015年

『下町ロケット』シリーズ第2弾。 ネタばれあります、すみません; その部品があるから救われる命がある。ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦! ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。大田区の町工場…

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく 太田紫織著 KADOKAWA 2020年

シリーズ16冊目。ネタばれあります、すみません; 第壱骨 鴻上百合子の場合 クリスマスに一番近い日曜日。百合子は担任の磯崎に、薔子の別荘のクリスマスパーティに、蘭香と共に誘われる。蘭香より一足先に別荘に着いた百合子。そこは元々薔子の大叔父で画家…

江戸川乱歩文庫 パノラマ島奇談 他四編 江戸川乱歩著 春陽堂書店 2015年

ネタばれあります、すみません; パノラマ島奇談 売れない小説家 人見広介は、自分と瓜二つの同窓生 菰田源三郎の急死を知り、大富豪の彼との入れ替わりを画策する。自分は船から落ちて死んだように細工した上で、菰田の実家へ移動し、さぞ菰田が息を吹き返…

さよならに反する現象 乙一著 角川書店 2022年

短編集。 ネタばれになってるかも、すみません; そしてクマになる リストラされてしまったが、妻と子に何も言えず、クマのぬいぐるみに入るバイトをしている。住宅展示場で風船を配っていると、妻と子によく似た親子連れを見かけた。二人は見知らぬ男と親し…

愚かな薔薇 恩田陸著 徳間書店 2021年

ネタばれあります、すみません; 14歳の少女高田奈智は、4年ぶりに磐座の地を訪れた。これから2カ月の間、親戚が経営する旅館で世話になりながら、昼間は磐座城周辺で行われる、あるキャンプに参加することになっている。事情をよく知らぬままこの地を訪れた…

月曜日は水玉の犬 恩田陸著 筑摩書房 2022年

『土曜日は灰色の馬』『日曜日は青い蜥蜴』に続いての第三弾、強烈で贅沢な最新エッセイ集。雑誌掲載の書評や文庫解説、「ベスト3」選出企画、映画・美術館向けパンフや図録への寄稿など、2021年のものまで収録。数多のエンターテインメントを恩田陸と味わい…

オレたち花のバブル組 池井戸潤著 文春文庫 2010年

単行本は2008年刊。半沢直樹シリーズ2作目。 ネタばれになってるかも、すみません; 巨額損失を出した一族経営の老舗・伊勢島ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。現担当の時枝は、前担当の古里からろくな情報がもらえなかったらしい。…

櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしを殺したお人形 太田紫織著 KADOKAWA 2019年

シリーズ15冊目。ネタばれになってるかも、すみません; あまりにも遺体に遭遇する櫻子と正太郎を怪しんで、新聞記者が近付いて来た。彼は八鍬士(やくわまもる)と名乗り、旭川でおきた轢き逃げ事故のこと、被害者の男が持っていた女性の頭蓋骨のことを話す…

オレたちバブル入行組 池井戸潤著 文春文庫 2007年

単行本は2004年発行。半沢直樹シリーズ1冊目。 大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に五億の融資の承認を取り付けた会社 西大阪スチールが倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する浅野支店長。四面楚歌…

ペッパーズ・ゴースト 伊坂幸太郎著 朝日新聞出版 2021年

作家生活20周年超の集大成となる、一大エンタテインメント長編! (帯文より) 檀千郷は中学校の国語教師。飛沫感染により、相手の未来が一瞬だけ見える不思議な能力を父親から受け継いだ。ある日、生徒の里見大地が新幹線事故に巻き込まれる未来を予知した…

薔薇のなかの蛇 恩田陸著 講談社 2021年

変貌する少女。呪われた館の謎。 「理瀬」シリーズ、17年ぶりの最新長編! 英国へ留学中のリセ・ミズノは、友人のアリスからソールズベリーにある「ブラックローズハウス」と呼ばれる薔薇をかたどった館のパーティに招かれる。そこには国家の経済や政治に大…

残月記 小田雅久仁著 双葉社 2021年

月にまつわる短中編。 ネタばれになってるかも、すみません; そして月がふりかえる 私立大学の社会学部に准教授の職を得て、大槻高志は漸く詩織と結婚した。子供にも恵まれ、月一回の外食を楽しみにしている。だが今夜、いつものレストランで、妻も子供たち…

エチュード春一番 第三曲 幻想組曲[狼] 荻原規子著 角川文庫 2021年

シリーズ三作目。 ネタばれになってるかも、すみません; 子犬の姿をした八百万の神・モノクロと暮らす大学生の美綾。読んだばかりの『将門記』の話をモノクロにしていると「その時代を見たくはないか」と言い出した。モノクロも将門の名には覚えがあるが、…

追憶の烏 阿部智里著 文藝春秋 2021年

『八咫烏』シリーズ。 ネタばれあります、すみません; 雪哉が外界へ留学している最中に奈月彦が刺殺された。何者かに呼び出され、二人の側近もろとも殺された。幼い姫宮に次の金烏を継がせようと計画中だったが、四家の反発を受けてまだ志半ばだった。 黒幕…

一ノ瀬ユウナが浮いている 乙一著 集英社 2021年

ネタばれになってるかも、すみません; 幼馴染みの一ノ瀬ユウナが、宙に浮いている。十七歳の時、水難事故で死んだはずのユウナは、当時の姿のまま、俺の目の前にいる。不思議なことだが、ユウナのお気に入りの線香花火を灯すと、俺にしか見えない彼女が姿を…