読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

読書 作家別やらわ行

「大家さんと僕」と僕 矢部太郎ほか著 新潮社 2019年

デビュー作がいきなりのベストセラーとなった矢部さん=僕は、予想外の出来事に次々と巻き込まれます。手塚治虫文化賞受賞、殺到する取材依頼、憧れの方との対談、そして……。 ちばてつや、里中満智子、秋本治、糸井重里ら豪華執筆陣のイラストやメッセージも…

追想五断章 米澤穂信著 集英社 2009年

ネタばれになってるかも、すみません; 突然父が死んで、大学の学費が払えなくなった。菅生良光は休学して伯父の古書店に居候、金の工面に悩んでいる。 とある学者の遺品の蔵書を引き取った翌日、店に北里可南子と名乗る女性が現れた。彼女は、死んだ父 北里…

SIP 超知能警察 山之口洋著 双葉社 2021年

この作品をお好きな方は、この記事を読まない方がいいと思います。 戦争と犯罪の境界がなくなった近未来、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」が誕生した! 2029年、科警研で情報科学を研究する逆神は、異なる3つの…

リカーシブル 米澤穂信著 新潮社 2013年

ネタばれになってる気がします、すみません; 父が失踪して、「わたし」ハルカはママと弟と、ママの故郷に引っ越して来た。ただ、わたしとママは血が繋がってない。ママの連れ子だったサトルとも。 ママにも学校にも気を遣う日々。でもサトルとは、バカです…

巴里マカロンの謎 米澤穂信著 創元推理文庫 2020年

「小市民」シリーズ。連作短編集。 ネタばれになってるかも、すみません; 巴里マカロンの謎 高校一年の秋、小山内さんに連れられて、新しくオープンしたマカロン専門店パティスリー・コギ・アネックス・ルリコを訪れた「僕」小鳩常太郎。マカロン三つセット…

王とサーカス 米澤穂信著 東京創元社 2015年

ネタばれになってるかも、すみません; 2001年、新聞社を辞めたばかりの太刀洗万智は、知人の雑誌編集者から海外旅行特集の仕事を受け、事前取材のためネパールに向かった。現地で知り合った少年サガルにガイドを頼み、穏やかな時間を過ごそうとしていた矢先…

ボトルネック 米澤穂信著 新潮文庫 2009年

初出は2006年。 ネタばれになってるかも、すみません; 2年前亡くなったクラスメイト諏訪ノゾミを偲んで東尋坊を訪れていた「僕」嵯峨野リョウは、兄が死んだという知らせに家へ戻ろうとして、何かに誘われるように断崖から墜落した……はずだった。ところが気…

米澤穂信と古典部 The Memories of Classic Club 米澤穂信著 角川書店 2017年

〈古典部〉シリーズ ムック本。ある日、大日向が地学講義室に持ち込んだのは、鏑矢中学校で配られていた「読書感想の例文」という冊子。盛り上がる一同に、奉太郎は気が気でない――。書き下ろし新作短編「虎と蟹、あるいは折木奉太郎の殺人」の他、古典部メン…

いまさら翼といわれても  米澤穂信著 角川書店 2016年

〈古典部〉シリーズ6冊目。 箱の中の欠落 6月の夜、折木奉太郎は福部里志に呼び出された。里志は、生徒会選挙で起きた不正投票の真相を解き明かして欲しいという。根拠もなく疑われている一年生を救いたいという里志の言葉に、奉太郎は状況を尋ねる。40人分…

折れた竜骨 米澤穂信著 東京創元社 2010年

ネタばれになってるかも、すみません; ロンドンから出帆し、波高き北海を三日も進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父に持つアミーナはある日、放浪の旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナ…

天使も怪物も眠る夜 吉田篤弘著 中央公論新社 2019年

「螺旋プロジェクト」未来篇。 2095年、壁によって分断された東京は〈不眠の都〉と呼ばれていた目覚めるのははたして天使か怪物か眠り姫を目覚めさせるため、八人目の王子は壁を越える 眠りを解く新薬〈王子〉の開発を命じられた青年シュウ。書いた覚えのな…

天才はあきらめた 山里亮太著 朝日新聞出版 2018年

2006年に出版された『天才になりたい』を改題、加筆・修正したもの。 「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆…

64(ロクヨン) 横山秀夫著 文藝春秋 2012年

2013年国内ミステリベストテン2冠、2016年日本人初の英国推理作家協会(CWA)のインターナショナル・ダガー賞候補作。 ネタばれあります、すみません; 主人公は一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。妻は何回か掛かって来た無言電話に一縷の望みをかける状…

秋期限定栗きんとん事件 上・下 米澤穂信著 創元推理文庫 2009年

シリーズ3作目。 船戸高校新聞部一年の瓜野君は、学内新聞でも学外の話題を積極的に取り上げるべきだと主張するが、堂島部長の反論の前にあえなく敗退を繰り返していた。そんなある日、同じ新聞部員の小さな提案でにわかに突破口が開けることに。意気込んで…

犬はどこだ 米澤穂信著 東京創元社 2005年

ネタばれあります、すみません; 何か自営業を始めようと決めたとき、最初に思い浮かべたのはお好み焼き屋だった。しかしお好み焼き屋は支障があって叶わなかった。何しろアトピー性皮膚炎がのっぴきならなくなって、折角就職した銀行を辞めなくてはならなか…

夏期限定トロピカルパフェ事件 米澤穂信著 創元推理文庫 2006年

シリーズ2冊目。 ネタばれになってるかもしれません、すみません; 夏休み。小佐内さんは〈小佐内スイーツセレクション・夏〉を計画した。最初のケーキでぼく・小鳩は小佐内さんを出し抜くような試みをしたため(結局見抜かれたんだけど)、その後ろめたさ…

ふたりの距離の概算 It walks by past 米澤穂信著 角川書店 2010年

〈古典部〉シリーズ第5弾。 ネタばれになってるかも、すみません; 神山高校の新勧祭で、古典部の目の前の製菓研究会が分不相応な大型テーブルを使っている件について、あれこれ考察を述べていた折木奉太郎と千反田える。その様子を面白がって聞いていた一…

遠まわりする雛 Little birds can remember 米澤穂信著 角川文庫 2010年

〈古典部〉シリーズ第4弾。初出は2007年。 やるべきことなら手短に 4月の終わり。できたばかりの学校の怪談『月光を奏でるピアノ』を里志から聞いた奉太郎。噂の出所はA組、と聞いて嫌な予感にかられる。案の定、千反田えるは奉太郎を訪ねてB組までやって来…

春期限定いちごタルト事件 米澤穂信著 創元推理文庫 2004年

連作短編集。 小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く…

蒼色の大地 薬丸岳著 中央公論社 2019年

螺旋プロジェクト明治篇。 青い目を持つ灯は、幼い頃から村の人々に村八分にされ、憎悪を向けられて生きて来た。彼を育ててくれた村長の爺が死んだことを切っ掛けに 灯は村を出、流れ流れて瀬戸内海の鬼仙島に辿り着く。 新太郎と鈴の兄妹は、村の中で唯一 …

天才になりたい 山里亮太著 朝日新聞社 2006年

僕はひたすらネタを作りまくった。ただ何がおもしろいかをあまりわかっていなかった――。芸人になりたい。でも「天才」ではないことは、自分でよくわかっている。南海キャンディーズ山里亮太は、悩みながら、なんとかして自信をつけようとする。いわく、「張…

永遠の夏をあとに 雪乃紗衣著 東京創元社 2020年

田舎町に住む小学六年生の拓人は、幼い頃に神隠しに遭い、行方不明だった2ヶ月間の記憶を失っている。そんな拓人の前に夏休み初日、バイオリンをもった弓月小夜子と名乗る、年上の見知らぬ少女が現れた。昔、時々拓人の家を訪れ、拓人の母とともに三人で暮ら…

クドリャフカの順番 Welcome to KANYA FESTA! 米澤穂信著 角川文庫 2008年

初出は2005年。 待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。一冊でも多く売るために、部員は奔走する。 だが伊原摩耶花は漫研の方にも行かねばならず、しかもそこの先輩と揉めていて委…

本と鍵の季節 The Book and The Key 米澤穂信著 集英社 2018年

連作短編集。 ネタばれになってるかも、すみません; 913 堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよ…

愚者のエンドロール Why did'nt she ask EBA? 米澤穂信著 角川文庫 2002年

古典部シリーズ2作目。 ネタばれになってるかも、すみません; 「折木さん、わたしとても気になります」 文化祭に出展する二年F組製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた…

氷菓 米澤穂信著 角川スニーカー文庫 2001年

第五回角川学園小説大賞奨励賞受賞。 米澤穂信デビュー作。 何事にも積極的に関わらないことをモットーとする“省エネ”少年・折木奉太郎は、神山高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。 そこで出会ったのは好奇心少女・千反田える。彼女の「わ…

エンド オブ スカイ 雪乃紗衣著 講談社 2019年

ネタばれになってるかも、すみません; 23世紀、人々はごく一般的になったゲノム編集(デザイン)技術によって老いや病から緩やかに遠ざかりつつあった。ただひとつ、“霧の病(ダーク・フォグ)”と呼ばれる原因不明の突然死をのぞいて。世界最高峰の頭脳が集…

ルビンの壺が割れた 宿野かほる著 新潮社 2017年

覆面作家デビュー作。 ネタばれになってるかな、すみません; この小説は、あなたの想像を超える。 結末は、絶対に誰にも言わないでください。 「突然のメッセージで驚かれたことと思います。失礼をお許しください」――送信した相手は、かつて恋人だった女性…

一発屋芸人列伝 山田ルイ53世 新潮社 2018年

輝いた時代は終わる。それでも、人生は続く。 同じ芸人でなければここまで肉薄できなかった、話題沸騰の連載がついに書籍化。 我々一発屋は、ただ余生をやり過ごしているだけの“生きた化石"ではない! レイザーラモンHG── 一発屋を変えた男 コウメ太夫──“出来…

ナナメの夕暮れ 若林正恭著 文藝春秋 2018年

オードリー若林、待望の新エッセイ集! 『完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込』から3年。 雑誌「ダ・ヴィンチ」での連載に、大幅に書き下ろしエッセイを加えた、「自分探し」完結編! ゴルフに興じるおっさんなどクソだと決めつけていた。 恥ずかしくて…