読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

青木和子の小さな刺しゅうの旅 青木和子著 日本ヴォーグ社 2021年

青木和子さんが気になる場所と人に会いに旅に出掛けます。フローリストやハーブ園、パティシエなど、訪ねる先は思いや情熱をもって活動している人たち。お話をし、またその場所を訪れたことで得られたインスピレーションが刺しゅうになります。15か所のお話と刺しゅう。さらに新作もプラスして。『ステッチイデー』で続いている人気連載を1冊にまとめました。作品集としてはもちろん、まるでさまざまな場所に旅をしているような、読み物としても楽しめる1冊です。 (出版社紹介文より)

 刺しゅうデザイナー 青木和子さんの作品集。
 書架に並んでいて、表紙を見て思わず手に取りました。白いガチョウに乗った少年、これ『ニルスの不思議な冒険』のニルスだよね、何て可愛らしい…!って感じで。どうやら元々ある絵皿を、刺しゅう作品として再デザインしたようで。
 刺しゅうにはそんなに興味はないのですが、見ていてとても楽しかったです。ただ、昆虫モチーフの刺しゅうは結構リアルで、もし苦手ならぎょっとする人もいるんではないかしら、と思うほどリアル。芋虫や毛虫なんかは特に(苦笑;)。
 巻末には実物大の図案やステッチの刺し方も収録、色の着いてないその図案を見て、改めて「こんな柄だったのか」と思うことも。私は徹底的に不器用なので、自分で刺そうとは思いませんが、やれたら楽しいだろうな、と思いました。