読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

下町ロケット ゴースト 池井戸潤著 小学館 2018年

『下町ロケット』シリーズ3作目。 ネタばれあります、すみません; ふりかかる幾多の困難や倒産の危機。佃航平率いる下町の中小企業・佃製作所は、仕事への熱い情熱と優れた技術力を武器に、それらを乗り越えてきた。しかし、佃製作所の前にかつてない壁が…

あきない世傳 金と銀 十二 出帆篇 高田郁著 2022年 角川春樹事務所

シリーズ12冊目。 五鈴屋の属する浅草太物仲間が、呉服も取り扱おうと町奉行所に願い出た。許しが出るかどうか、待つ間にも幸は算段を整えて行く。かねてから考えてあった「家内安全」の図柄の小紋に本格的に取り組み、その様子は菊栄を感化する。菊栄は笄に…

レジェンドアニメ! 辻村深月著 マガジンハウス 2022年

『ハケンアニメ!』スピンオフ。 九年前のクリスマス 27歳の有科香屋子は、制作進行を担当していたアニメが“空気アニメ”と呼ばれていることを知って、落ち込みながらも『光のヨスガ』を見ていた。 高校一年生の斎藤瞳は、サンタクロースワンピを着てクリスマ…

よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる 佐藤賢一著 集英社 2021年

イスラエルとパレスチナの衝突。世界各地で勃発するテロ。その背景の根深い宗教問題――。同じエルサレムを聖地とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教をめぐる約三千年を追いながら、日本人がわかりにくいと思われるポイントを整理し質問形式で世界史を読み…

大竹宏さん

ネットで訃報を知りました。…続くなぁ。 記事では『キテレツ大百科』のブタゴリラ役で紹介されているのをよく見ましたが、マジンガーZのボスもこの方だったんですね。私の中ではニコチャン大魔王(@Dr.スランプ)が圧倒的に残っています。 塩辛く響く声、コ…

小林清志さん

ネットで訃報を知りました。 ついこの間、『ルパン三世』次元大介の役を勇退する、という記事を読んだばかりだったのに。 この方は本当にいつまでもお声が老けなくて。ただ、小林次元最後の回を見た時だけ、えらくお年を感じてしまって、急にどうされたんだ…

残心 凛の弦音 我孫子武丸著 光文社 2022年

シリーズ2作目。 ネタばれになってるかも、すみません; 第一話 残身と残心 十二月に棚橋先生が亡くなって以来、篠崎凛は弓の調子が戻らない。凛を被写体にしている中田先輩にも「つまらない射だ」と言われてしまう。明けて一月、凛の前に波多野郁美が現れ…

同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬著 早川書房 2021年

第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞作品。 ネタばれになってるかも、すみません; 独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリー…

下町ロケット2 ガウディ計画 池井戸潤著 小学館 2015年

『下町ロケット』シリーズ第2弾。 ネタばれあります、すみません; その部品があるから救われる命がある。ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦! ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。大田区の町工場…

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶は聖夜に羽ばたく 太田紫織著 KADOKAWA 2020年

シリーズ16冊目。ネタばれあります、すみません; 第壱骨 鴻上百合子の場合 クリスマスに一番近い日曜日。百合子は担任の磯崎に、薔子の別荘のクリスマスパーティに、蘭香と共に誘われる。蘭香より一足先に別荘に着いた百合子。そこは元々薔子の大叔父で画家…

Mozu ミニチュア作品集 こびとの世界 Mozu著 玄光社 2021年

ミニチュアアーティスト、コマ撮りアニメーター、トリックラクガキ作家としてTwitter(21万フォロワー)やInstagram(22万フォロワー)、YouTube(チャンネル登録者数39万人)ではもちろん、数々の企業とのコラボレーションでも活躍している天才アーティスト…

米澤屋書店 米澤穂信著 文藝春秋 2021年

『満願』『王とサーカス』で「ミステリが読みたい!」「週刊文春ミステリーベスト10」「このミステリーがすごい!」の国内部門1位でミステリーランキング3冠を2年連続で達成。 いま最も次回作が待ち望まれるミステリ作家・米澤穂信。次々と魅力的な謎を生み出…

恋のゴンドラ 東野圭吾著 実業之日本社 2016年

ゲレンデを備えた里沢温泉を舞台に男女が繰り広げる連作短編集。 ネタばれになってるかも、すみません; ゴンドラ 結婚を約束した恋人 美雪がいながら、別の相手 桃実とゲレンデに遊びに来た広太。浮気旅行がバレないようにスノボからウェア、ゴーグルまです…

幻想遊園地 堀川アサコ著 講談社文庫 2022年

「幻想」シリーズ。 ネタばれあります、すみません; あの世とこの世を結ぶ境界エリアにある探偵事務所で勤務する、元幽霊の真理子さん。彼女のもとに、同級生が変になったという相談が持ち込まれる。原因は竜宮ルナパークなる遊園地にあるらしいのだが、そ…

江戸川乱歩文庫 パノラマ島奇談 他四編 江戸川乱歩著 春陽堂書店 2015年

ネタばれあります、すみません; パノラマ島奇談 売れない小説家 人見広介は、自分と瓜二つの同窓生 菰田源三郎の急死を知り、大富豪の彼との入れ替わりを画策する。自分は船から落ちて死んだように細工した上で、菰田の実家へ移動し、さぞ菰田が息を吹き返…

さよならに反する現象 乙一著 角川書店 2022年

短編集。 ネタばれになってるかも、すみません; そしてクマになる リストラされてしまったが、妻と子に何も言えず、クマのぬいぐるみに入るバイトをしている。住宅展示場で風船を配っていると、妻と子によく似た親子連れを見かけた。二人は見知らぬ男と親し…

白ゆき姫殺人事件 湊かなえ著 集英社 2012年

ネタばれになってるかもしれません、すみません; 化粧品会社の女性社員が黒こげの遺体で発見された。被害者三木典子が美人だったことと勤め先の看板商品の名前から「白ゆき姫殺人事件」と呼ばれるようになったこの事件に、週刊誌のフリー記者 赤星は巻き込…

御伽草子集 完訳 日本の古典 第四十九巻 小学館 1983年

文正草子 真面目に勤めていたのに大宮司殿にクビにされた文太。塩焼きをして働くうち大金持ちになったが、子が産まれない。鹿島大明神に参拝して願をかけ、美しい女の子二人を授かった。だが、この二人はどの縁談にも首を縦に振らない。噂ばかりが先に立ち、…

アニメ「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-』見ました。

第一期から楽しく見ていたアニメです。作品自体面白かったんですが、特に音楽が秀逸で(笑)。 あれ、BGM集凄いことになるんだろうなぁ。ドラマにしろアニメにしろ、「あの作品」っぽい曲が目白押し、音楽が流れる度に吹き出したこと数知れず。発注する方も…

ロスジェネの逆襲 池井戸潤著 ダイヤモンド社 2012年

半沢直樹シリーズ3冊目。 ネタばれあります、すみません; 東京中央銀行の花形部署から子会社「東京セントラル証券」に飛ばされた半沢直樹。新天地で2か月が経つも、なかなか結果の出せない半沢に、大きな案件が舞い込む。IT企業の雄「電脳雑伎集団」が、ラ…

滝沢久美子さん

ネットで訃報を知りました。 記事等で紹介されていたのは『ふしぎの海のナディア』グランディスさん役。それは確かにそうなんですが、私個人的に印象に残ってるのは海外ドラマ『LAロー 七人の弁護士』のアン・ケルシー役です。この作品、シーズン初期の方で…

愚かな薔薇 恩田陸著 徳間書店 2021年

ネタばれあります、すみません; 14歳の少女高田奈智は、4年ぶりに磐座の地を訪れた。これから2カ月の間、親戚が経営する旅館で世話になりながら、昼間は磐座城周辺で行われる、あるキャンプに参加することになっている。事情をよく知らぬままこの地を訪れた…

聲の形 4~7巻 大今良時著 講談社少年マガジンコミックス 

耳の聞こえない少女・西宮硝子。 彼女と再び交流し始めた石田将也は硝子の失われた人生を取り戻そうと奔走する。 佐原、植野、川井、真柴、永束――― みんなで行った遊園地、硝子と結絃の祖母の死、永束を監督とする映画作り。 各人の本性が出てくるにつれ、ど…

映画『犬王』見ました。

ネタばれあります、すみません; …と言っても、原作読んでたらネタばれではないんですが。 色々な所で評判を耳にして、見に行ってもいいわね(←上から目線・笑)と思っていた作品。映画館の座席状況を何となくチェックして、空いてきたな、そろそろかな、と…

月曜日は水玉の犬 恩田陸著 筑摩書房 2022年

『土曜日は灰色の馬』『日曜日は青い蜥蜴』に続いての第三弾、強烈で贅沢な最新エッセイ集。雑誌掲載の書評や文庫解説、「ベスト3」選出企画、映画・美術館向けパンフや図録への寄稿など、2021年のものまで収録。数多のエンターテインメントを恩田陸と味わい…

爆笑問題 with タイタンシネマライブ#77に行ってきました。

6月10日(金)、「タイタンライブ」の生中継を見てきました。 銀座時事通信ホールで開催されるお笑いライブ「タイタンライブ」を各地TOHOシネマに生中継、スクリーンで鑑賞するシネマライブ。 今回も午後7時30分からのはじまり、私はTOHOシネマなんば本館に…

六つの村を越えて髭をなびかせる者 西條奈加著 PHP研究所 2022年

本当のアイヌの姿を、世に知らしめたい―― 時は江戸中期、老中・田沼意次が実権を握り、改革を進めていた頃。幕府ではロシアの南下に対する備えや交易の促進などを目的に、蝦夷地開発が計画されていた。 出羽国の貧しい農家に生まれながら、算学の才能に恵ま…

またあおう 畠山恵著 新潮文庫 2022年

『しゃばけ』シリーズ外伝。短編集。 長崎屋あれこれ 若だんながついうっかり、たとえ話で出した「具合が悪い」という言葉で、布団巻きにされてしまった。お馴染みのはなれに、両親は勿論、妖や天狗や僧侶や、神様までやってくる。 はじめての使い 戸塚の猫…

映画『シン・ウルトラマン』見ました。

映画『シン・ウルトラマン』見ました。 TVシリーズの『ウルトラマン』は、小さい頃 夕方再放送しているのを兄と一緒に見ていました。一応『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『帰って来たウルトラマン』と『ウルトラマンエース』まで履修、ただ大人になって…

オレたち花のバブル組 池井戸潤著 文春文庫 2010年

単行本は2008年刊。半沢直樹シリーズ2作目。 ネタばれになってるかも、すみません; 巨額損失を出した一族経営の老舗・伊勢島ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。現担当の時枝は、前担当の古里からろくな情報がもらえなかったらしい。…