読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

Iの悲劇 米澤穂信著 文藝春秋 2019年

 連作短編集、になるのかな。
 ネタバレあります、すみません;

 序章 Iの悲劇
 山あいの小さな集落 簑石から人がいなくなった。六年後、簑石に新たな住人を呼び寄せて村の再生を図ろうというプロジェクトが、新市長のごり押しで進められることになった。

 第一章 軽い雨
 万願寺は、簑石への移住者サポートを担当する「甦り課」に配属になった。同僚は昨年採用されたばかりの観山遊香と、やる気のまるでない西野課長のみ。
 第一陣の移住者は久野家夫妻と安久津親子。久野はラジコンヘリを自由に飛ばせて楽しそうだし、安久津一家は幼い子を交え、庭で毎日バーベキュー三昧をしている。万願寺は一抹の不安を抱えつつ二家族の生活をフォローしてきたが、どうも既に近所トラブルが起きているらしい。やがて、留守の安久津宅に火事が起きる。

 第二章 浅い池
 第二陣の十世帯が移住してきた。牧野さんは休耕田で養鯉を始めると意気込んでいる。だが数日後、市役所に 誰かが鯉を盗んでいると訴えてきた。四方にネットを張り巡らせて用心しているというのに。

 第三章 重い本
 歴史研究家の久保寺さんは、本をはじめとする大量の資料の保管場所を求めて、簑石に移住してきた。隣家の立石さんとの関係も良好なようだ。立石さんの子供・速人君は元々病弱だったが、久保寺さんに懐き、転地療養の成果もでているようだ。だがある日、速人君が行方不明だと市役所に連絡が入る。

 第四章 黒い網
 アマチュア無線が趣味の上谷さん。だがそのパラボナアンテナを、河崎さんの奥さんは壊せという。理由は健康に悪いから、同じ理由で車の排気ガスも嫌う。その上近所の滝山さんにモーションをかけているようだ。
 仕切屋の長塚さんの音頭取りで始まった懇親バーベキュー会で、河崎さんの奥さんがキノコの食中毒で倒れた。キノコを用意した上谷さんは夜逃げ同然で簑石を出て行く。果たして上谷さんは河崎さんの奥さんを害そうとしたのだろうか。

 第五章 深い沼
 市長に、簑石の状況を説明する万願寺たち。上手く行っていないにも関わらず、市長からのお叱りはない。これから起こり得る様々な問題点を土木課で検討した万願寺は、東京に出た弟から、改めてプロジェクトの意味を問われる。

 第六章 白い仏
 長塚さんは、若田夫妻の家にあった円空仏が気になっている。簑石村復活のキーになると張り切っているが、若田さんの特に夫は、円空仏に妙に思い入れて、頑なに仏を護っているようだ。古い日記を調べたいとの依頼を受け、若田家に手伝いに向かう万願寺と観山。急用が起きた観山に変わり、仏のある離れで資料を読んでいた万願寺は、猛烈な眠気に襲われ、離れの部屋に閉じ込められる。ようやく脱出できた後、調べた円空仏は偽物にすり替えられていた。

 終章 Iの喜劇
 簑石の最後の住人が出て行った。無人の村に観山と西野課長と佇んで、万願寺は皆がこの村を出て行くように働いていた力について語り合う。…

 これはイヤな終わり方でしたね~。何かもう万願寺さんが可哀想で、これ二度と人を信じられなくなったんじゃないかしら。
 過疎化の問題について、以前テレビでコメンテーターさんが、「インフラのことを考えるとひとまとめに住んだ方がいい」みたいなことを仰ってたことを思い出しました。それはそうだろうけど、農業とか林業とかある程度広い土地が要る職業についてはどうするんだろう、と思ったことも。
 確かにクセの強い人が多く登場してきて、「こんな人が近所にいたら大変」とも思いましたが(養鯉の牧野さん、現場に居合わせなかったのかしら、大騒ぎだったでしょうに!?)、それでも追い出されること前提ってのは酷いなぁ。
 ラスト 万願寺さんを勧誘する西野課長、よくそんな気になるとも。有能であることをこんな形で認められてもなぁ;;
 何かすごく切なかったです。

釣り侍 佐藤賢一著 新潮社 2026年

 江戸から帰ってきたばかりの羽州大泉藩十代目藩主 松平忠昭が、釣り場で波に攫われて溺死した。
 大泉藩では釣りが武芸の鍛錬として奨励されている。その日も早朝から磯釣りに励んでいた前原又左衛門は、ひょんなことから藩主の事故現場に関わり、跡目争いに巻き込まれることになってしまった。
 十代目の弟 鉄之介様か、長子 万千代様か。盟友 山上藤兵衛とも派閥が分かれてしまって頭を悩ませる中、その息子 弁四郎が「釣りで決めれば」と発案、鉄之介と万千代の釣り勝負が決定した。
 長く江戸詰めの万千代は竿を振ったこともない、現場で練習させようにも周囲のお付が過保護で、磯辺への外出を許さない。対して鉄之介は地元育ち、磯釣りも熟知しているが、それで必ず大物が釣れるとは限らないことは、又右衛門も身に沁みて知っている。
 藤兵衛と共に釣り場を選定し、状況を整え、その日の食事の手配もして、いざその日がやって来た。大黒鯛を釣って次の藩主になるのは、果たしてどちらか。又左衛門、藤兵衛の行く末は。…

 佐藤さんの以前の作品『新徴組』で、庄内藩での武士道としての釣り推奨が書かれていましたが、それをメインに据えた小説。そりゃ奥方からしたら嫌味の一つも言ってやりたくなるわね(苦笑;)。
 天蚕糸(テグス)の由来とか、初めて知りました! 楠蚕の幼虫が繭を作る前の腹から取り出して、酢のなかで延べた極細の糸、へぇぇ~! いや、残酷ですよ、残酷ですけど、絹糸自体、繭を茹でて取ってるもんなぁ。
 本来血生臭くなりがちな跡目争いが、「釣りで決めよう」で治まってしまう平和さ(笑)。後々少々不穏にはなりますが、それでも一旦は「それでよし」ってみんな思うのね。それだけこの藩の武士たちが釣りに精通しているということ、大事にしているということ。…釣りってよっぽど面白いんだなぁ。
 海辺での食事風景もまた美味しそうで、佐藤さん、こんなに食べ物の描写する人だったっけ? 山形の海の幸、食べてみたくなりました。

さよならジャバウォック 伊坂幸太郎著 双葉社 2025年

 ばりばりネタバレあります、すみません;

 量子は夫を殺してしまった。DVを受けて、いつの間にか金槌で殴っていた。警察に自首しようか、でも息子の翔のことが心配で仕方ない。幼稚園のバスが来る前に、夫を何とかしなくては。とりあえず浴室に死体を隠そうとしていたらインターフォンが鳴り、そこに桂凍朗が立っていた。桂凍朗――大学生時代の手品サークルの後輩。彼は偶然見かけた夫の様子が変だと思い、訪ねて来たのだという。
 死体は凍朗の実家の山中に埋めればいいと言われ、量子は凍朗と死体と共に車に乗った。夫はどうやら未知の寄生生物ジャバウォックに取り憑かれ狂暴性が増していたのだとか、凍朗は研究者としてそれに気付き、量子の家を訪ったのだとか、信じがたい話をあれこれ聞いて、ミネラルウォーターを勧められて、目が覚めると量子は若い男女二人組の前に座っていた。二人は破魔矢と絵馬と名乗り、量子に「桂凍朗を止める手伝いをしてほしい」と言って来る。
 ジャバウォックの治療法はとある音楽を利用してジャバウォックを脳から剥がすこと、それをリクガメに移すこと。凍朗はそのリクガメでよからぬことを計画しているらしい。破魔矢と絵馬を信用していいのか、迷う量子を乗せて、車はバスケットボールのワールドカップ開催会場に向かう。20年ぶりに復帰したミュージシャン伊藤北斎がハーフタイムショーを披露する、その場には 慈善事業に精を出しながら、裏ではジャバウォックを軍事利用しようと研究している夫婦が出席していて、凍朗のターゲットはその二人なのだとか。伊藤に出演を依頼したのは凍朗、彼の歌声にはジャバウォックに作用する波動が含まれているようだ。
 一刻も早く翔に会って「お帰り」を言いたいのに。混乱のまま、量子は凍朗を止める破魔矢と絵馬に帯同する。…

 とにかく誰か量子さんにちゃんとした説明をしてあげて、と読み進んだ前半。…というか量子さんパートは量子さん目線で話が進むので、「読者に説明してくれ」ってことにもなるのですが。量子さん自身も混乱してるので、真相が分からず、本当に誰を信じていいのやら。ただ、読者は斗真パート(伊藤北斎パート)も読めるので、破魔矢と絵馬は信用していい、というのは分かるのですが。
 で、真相です。目からウロコ!とはこのこと。何故気付かなかったんだろう、ヒントはあったのに、「あれ、夫から量子に移る時間は十分あったのでは?」とちらりと思ったのに! 思わず前半読み返しましたもんね。量子さんが翔くんについて何か言うたび、破魔矢はどんなに嬉しかったろう、変わらぬ量子の声を聞いて、お母さんはどんなに嬉しかったろう。間に合ってよかった。
 参考文献を見る限り、モデルとなる曲はビートルズの楽曲のよう。どの曲なのかなぁ。凍朗さんの絶望、行動については、あんなに他人を巻き込まなくてもいいのでは、とちらっとは思いましたが、でも伊坂さんらしい造形な気がします。確かに本人に、あなたは取り憑かれていても子供を助けるような人だった、と教えてあげたかった。
 真相分かってからは一気でした。

予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選び方 佐藤靖青著 扶桑社新書 2025年

2万人以上の足をさわってきた予約の取れない人気シューフィッターとして、『マツコの知らない世界』(4月15日OA)「インソールの世界」に出演。マツコ・デラックスの猫背をインソールで見事に一発矯正したことで話題に。靴の設計から修理、フィッティングに携わり、得てきた知見を活かして、なぜ「靴が痛くなるのか?」「靴が合わないのか?」を徹底解明。そこで導き出された結論は、「靴選びは『目的×サイズ×インソール』の掛け算である」ということ。曰く、「①靴には目的がある、②靴のサイズはあってないようなもの、③インソールは取り替える」。この鉄則3か条をクリアして始めてきちんと足にフィットした靴が選べるという。本書では、誰も教えてくれなかった正しい靴の選びかたを指南する。  (出版社HPより)

 TV番組 さらば青春の光の『この本ダレが書いとんねん』で紹介されていて、興味を持った本。
 いやぁ、面白かった。目からウロコ!の連続、ほぼ一気読みでした。
 番組では大人の都合かお勧めの靴のメーカー名をはっきり仰らなかったんですが、本にはブランド名がばんばん記載されている。言い切りの文章に信頼度が増しました。そうか、日本人のカカト小さいのか…! おそらくワラジや下駄、雪駄の文化に原因がある、という推察にも納得しました。
 靴擦れは靴が大きいからだったのね~、私の足のサイズは大体22.5~23㎝と中途半端で、迷うと「大きい方がいいか」と23㎝を選んでたんですが、あれ間違いだったのか。道理で靴擦れ起こす筈だよ;
 サイズ調整はタンパッド(初めて知りました;)と機能性インソール、災害や雨対策に手入れの方法、知らないことばかりでもうメモ片手に読むしかない。
 葬式で靴が踏まれる、のあるあるには思わず吹き出しましたっけ。そう、その上 間違えて履いて行かれたりするのよね(苦笑;)。
 私は前からテクシー愛好者で、それは知識があったからではなく、近くのコープさんが販売してて、歩き易かった上お値段手頃だったからなんですが、その判断は正しかったんだと嬉しくなりました。…でもこの頃はコープさんで取り扱いしてないみたいなんだよな~、しかもアシックスこのブランド撤退するんじゃなかったけ;;
 普段使いの靴に一万円以上もかけるのは個人的に気が引けるのですが、ちょっと靴屋さん覗いてみたくなりました。

ベートーヴェン捏造 ―名プロデューサーは噓をつく― かげはら史帆著 柏書房 2018年

音楽史上最大のスキャンダル「会話帳改竄事件」。宮部みゆき氏絶賛の衝撃的歴史ノンフィクション!
現代に語り継がれるベートーヴェン像は、秘書により捏造されていた!? 「会話帳改竄事件」の真相に迫る、衝撃的な歴史ノンフィクション。「会話帳」とは、聴力を失ったベートーヴェンが周囲の人とコミュニケーションを取るために用いた筆談用ノートのこと。
100年以上にもわたり多くの人々を騙し続けた「犯人」の名は、アントン・フェリックス・シンドラー。音楽家でもあり、誰よりもベートーヴェンの近くで忠誠を誓い、尽くした人物である。なぜ、何のために彼は改竄に手を染めたのか? 音楽史上最大のスキャンダルの「犯人」・シンドラーの目を通して、19世紀の音楽業界を辿る。音楽ファンもミステリーファンも絶賛した名作!  (出版社HPより)

 映画の方を、バカリズムさん脚本、という謳い文句に惹かれて見に行きました。原作がある、ということをそのエンドロールで知り、借りてみることに。
 …凄い。この人、どれだけ資料読み込んだんだ。そこから組み立てられる人物像、妄想(?)の筈なんだけど妙にリアル、そしてユーモラス。映画では省略されていた時代背景もあいまって、シンドラーの姿、思考が浮かび上がってくる。ベートーヴェンもさぁ、そんな思い込み激しい危ない人物を「便利なヤツ」って使い捨てちゃダメだよう;
 生前でも死後でも、ベートーヴェンとの美しい関係を保持しようとするシンドラー、その前に次々立ちはだかる敵、何だか「頑張れ~」とさえ思ってしまう(苦笑;)。ただそれを「相手が死ぬのを待つ」方法を取る、ってのにはやっぱり引きました。…そこまで執念深い…??
 いやでも、ベートーヴェンの伝記とかで美しいエピソードとして書かれていたことの実際を知るのは、複雑な気分でした。…私が小さい頃読んだことのあるアレは何だったんだ? 全て疑ってかかれ、という教訓でしょうか。
 軽妙で読み易い文章が、歴史上の偉人も「みんな人間だもの」と納得させてくれました。面白かったです。

爆笑問題 with タイタンシネマライブ#102に行ってきました。

 6月12日(金)、「タイタンライブ」の生中継を見てきました。
 銀座時事通信ホールで開催されるお笑いライブ「タイタンライブ」を各地TOHOシネマに生中継、スクリーンで鑑賞するシネマライブ。
 今回もTOHOシネマ梅田本館にて鑑賞です。

 出演は、レーズンダイナマイト、藤元達哉、あさひ、まんじゅう大帝国、サルベース、豆鉄砲、春とヒコーキ、ネコニスズ、シティホテル3号室、キュウ、脳みそ夫、三四郎、南海キャンディーズ、河本太、BOOMER&プリンプリンと爆笑問題でした。

 レーズンダイナマイトはガムパックについて語る漫才、藤元達哉は裁判官の歌をギターで弾き語り、あさひはサムライブルーに演技指導をする一人コント。
 まんじゅう大帝国は晩餐会への参加方法についての漫才、サルベースは「今からやろうと思ってた」ことに寛容な少年のコント、豆鉄砲は新幹線弁当についての見解を語り(あれは外側が欲しくて購入するものなんじゃないかな・笑)、春とヒコーキはコンビニ強盗に出くわした客のコント。…この辺りからマイクの具合が悪くなりましたね(苦笑;)。
 ネコニスズは赤ちゃんが「子供が欲しい」と言い出し(…;)、シティホテル3号室はきのこのおすそ分けにまつわるコントを。…怖いですよね、キノコ(笑)。
 キュウはUMAについての知識を当たり前のように披露(いや、勉強になりました・笑)、脳みそ夫は「あさきりんさっぽろ子」を演じ、三四郎は「客が重い」と叫びつつ「横綱になりたい」漫才。
 南海キャンディーズは山ちゃんが「カリスマ性を持ちたい」としずちゃんからの悩み相談を受け付け、ウェストランドの河本太さんは「アンパイアヴァンパイア」と名乗ってフリップネタを。…小梅太夫さんと仲いいんですね(苦笑;)。BOOMER&プリンプリンは名探偵コナンのパロディを演じ(ピロキさんは私も存じ上げてますよ~、毎年お正月のTV楽しみにしてます)、で、爆笑問題です。
 嵐のドームコンサート、阿部監督の辞任、ドラマ『地獄に落ちるわよ』からガンダムの実写化(知らなかった…!)、映画『スターウォーズ』やマンジャロ問題、あのちゃんの騒動、謝罪動画への課金等々。

 みんな揃ってのエンディングトーク、南海キャンディーズはこのライブのためのネタだったそうで、山ちゃんはとにかく緊張していたとか。太田さんはオードリー若林さんの小説の直木賞ノミネートを話題にし、ちょっと苦笑気味の山ちゃんに「獲ってほしいね」「審査員にまでなってほしい」「で、俺の小説を受賞させてほしい」。山ちゃん「自分のことばっかりじゃないですか!」(笑)
 ウェストランドの井口さんはW杯取材のためアメリカに行っているそう、それで今回 河本さんお一人だったのね~。爆笑問題の田中さんは、河本さんに「お前は自動車のネタはやっちゃダメなんだ!」と本気の駄目出ししてらっしゃいましたっけ(苦笑;)。
 さて、次は8月ですね。楽しみです。

アンの夢の家 モンゴメリ著/松本侑子新訳 文春文庫 2020年

 本国での出版は1917年。

 アン25歳、ギルバートと結婚、海辺の夢の家に暮らす。運命に翻弄される美女レスリー、昔の恋人を想い続けるジム船長、男嫌いのミス・コーネリアと心を通わせ、迷える人々を照らす灯台となる。そして母になるアンの喜びと哀しみ、永遠の別れ。人を愛する心の尊さを描く傑作。
 日本初の全文訳・訳註付アン・シリーズ第5巻。 (裏表紙紹介文より)

 アンの結婚から始まる第5巻。訳者あとがきに曰く、『アンの愛情』の後に書かれたもの。
 レスリーの悲劇は、映画『ジャック・サマースビー』を連想しました。あの頃はよくあったことなのかしら。ギルバートが名医になることが予測される出来事。
 男嫌いのミス・コーネリアの「イヴを誘惑したのは、男として創られたものですからね」(村岡版ではすっぱり「男」で訳されてたと思う)の返しには、初読当時も爽快感を感じたものでしたよ。
 ジョイスの死、ジェムの誕生、ジム船長の死、スーザンの登場。登場人物が入れ替わり立ち代わりし、物語は『炉辺荘』に続きます。