ネタばれあります、すみません;
円盤が撃墜され、それに巻き込まれて”ともだち”は死んだ。だが、彼の最後のよげんは残った。「反陽子ばくだんで世界はほろびるだろう」その真意を調べるため、ケンヂはヴァーチャルアトラクションの世界に入る。そこでケンヂは、幼い頃犯した自分の罪と、それによって引き起こされた顛末を目撃した。
現実世界では、万博会場の太陽の塔の中に爆弾が見つかり、巨大ロボットが再び動き始めた。”ともだち”の残党が”ともだち”の遺志を完遂するべく動いているらしい。
ロボットのリモコンはどこにあるのか、爆弾の起動スイッチは。ヴァーチャル世界と現実世界が交錯する。…
…カツマタ君だったのか―――――!!??
幽霊になってる、って噂の段階で同学年のことだとか思わねぇよ、「学校の怪談」みたいな類の話だと思ってたよ!
最初のアトラクションの時代設定が小5と小6意図的に交ぜられていたせいで気が付きませんでしたが、そうか、フクベエの首吊り騒ぎの時にサダキヨがいる筈ないんだよな、もう引っ越してるから。あのお面被った子は別の子だった訳だ。
「何も変わらなかった」と思った放送室ジャックは、一人の少年の命を救い、でも大虐殺を引き起こす”ともだち”も産みだすことになりました。これがどちらも1巻に描かれてること。
とりあえず第一巻を読み返したくなりました。