夕刊を開けたら一行だけ「鳥山明氏 死去」の報道。慌ててTVをつけましたが望む情報は手に入らず、急いでネットに繋ぎました。
中学生の頃、下校途中の道端に、竹串に刺された犬の(多分・笑)ウン○を見かけ、『Dr.スランプ』の影響力の凄まじさを痛感しました。
『ドラゴンボール』の初期エピソード、レッドリボン軍の総帥がドラゴンボールを集める理由が明かされた日。「あれ、笑えた?」との私の問いに、小中学校通してずっと背の低かった兄は、「笑えなかった」と苦笑しました。
休職中、パソコン教室に通っていた頃。隣の席でお弁当を囲んでいた3人くらいの女の子たちの会話が聞こえてきたのですが、うちの一人が知人の容姿を説明するのに「魔人ブゥみたいな人」と例えていて、それが見事に通じていたのに「そんなに浸透してるの??」とこっそり驚きました。
天然パーマの子のあだ名は男女問わずほぼガッちゃんで、各学年ごとに(下手するとクラスごとに)いました。
私は鳥山明さんの単行本を持っていませんが、それでもエピソードには困りません。
水曜日の午後7時、アニメの放送を楽しみにしていました。ゲーム『ドラゴンクエスト』に胸躍らせました。
漫画家に、作家性より職人性が求められていた時代、それでもあふれ出る才能。漸くまた創作活動にまた目を向け始めて下さっていたのに。
ご冥福をお祈り致します。