デスノート ５・６巻 原作/大場つぐみ 漫画/小畑健 集英社ジャンプコミックス

　自ら望んで月（ライト）が監禁されてから一週間。ライトはデスノートを捨てて、自分のノートにまつわる記憶を一切消す。キラによる犯罪者の殺人もぴたりと止まっていたが、二週間後、再び殺人が始まる。
　Lにはライトやミサが潔白だとは思えないが、とりあえず監視下に置くことで監禁を解く。
　裁かれる犯罪者たちに混ざって、大企業ヨツバグループの不利益になるような人物も消されていることに気付き、ライトとLはキラがヨツバグループの誰かだと推測。松田のフライングも功を奏し、幹部8人にキラ候補を絞る。
　ミサがヨツバグループに囮として乗り込んでくるのを見て、幹部の一人・火口にノートを渡したレムは気が気ではない。ミサが自分の姿を見られるようにした上で今までの話をばらし、火口に気をつけるよう忠告する。ミサは自分がキラだと言う火口の証言を引き出し、さらにライトとLは、さくらTVの番組に松田を出演させて火口を誘き出し、決定的証拠を掴もうとする。…

　ライトとLが殴り合いのケンカをしたり、ミサと頭が痛くなるような会話をしたり、ユーモラスな場面が多くなってきました。Lの食べる甘いものもバリエーション増えて来ましたね～。折角生ハムメロンをルームサービスで頼んだんなら、生ハム除けずに一緒に食べようよ；　おはぎを敷紙ごと食べて紙だけ後で出したのもこの巻。
　火口って左利きだったのね～、と妙なことが気になりました。