読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

魔法使いの嫁 16~18巻 ヤマザキコレ著 マックガーデン

 Y田さんにお借りしました、Y田さんいつも本当にありがとう♪

持ち去られ、戻ってくるはずのない写本がまだ学園内に残っている。
何故留め置かれたのか……犯人の狙いを図りかねる学園の面々。
隔離空間での生活で互いに距離が縮まるチセ達生徒だが、近いが故に不和もまた大きくなり、些細なすれ違いは大きな疑念を生んでゆく。
そして張り詰めた糸に小さく触れた、その時こそが――。(16巻裏表紙紹介文より)

そして、顕現する写しの偽神。
“遺言”かフィロメラか――
混ざりあったそれは学院からの脱出を図る為、視察の会場で学院の最高責任者と向き合う。
緊迫する状況下で、チセとエリアスは両者と対峙するが……。(17巻裏表紙紹介文より)

地を這う竜となり、サージェント邸へ辿り着いたチセとエリアス。
学院生達と協力してフィロメラの元へ向かうが“遺言”と混ざりあった彼女に言葉は届かず……。
彼女を救う為、チセは蝕まれたその身の内側へ入り込んでいく事になるが、その先にあったのは――。 (18巻裏表紙紹介文より)

 今まで積み上げてきたものが、一気に動き始めた感じです。〈書紡ぎ蜘蛛(ウェブスター)の悲劇〉の犯人が明らかになり、人狼の動機やフィロメラの過去が語られました。…ここで繋がってたかぁ…! 
 リアンの恵まれた傲慢さ、誰か連想するなぁと思ってたら『僕の地球を守って』の玉蘭でした。リアンはそれを指摘されて反省するわけですが、それでも無神経さは発揮されます。…つきあう人大変だ(苦笑;)。
 母の息子への愛なのか意地なのか、挫折を知らないというのは歪みにも似て。女神モリガンが助けてくれるのは有難いけど、代償がなければいいんだけど。
 次巻に続きます。