友人Y田さんにお借りしました、Y田さんいつもありがとう♪
校外実習で襲われたルーシー。
学内で不意を突かれた教師のシメオン。
昏倒する者が続く一方、閉架に収まるはずの禁書盗難が判明する。
それは、エリアスが過去垣間見た『カルナマゴスの遺言』の写本――。
2つの関連が疑われる中で、書紡ぎ蜘蛛の生き残りを狩る獣人達を退けるチセだったが……。
廃棄塔での出会いとそれぞれが秘めているものが露わになり、チセと級友たちは否応なく変化してゆく。
繋がる思いと繋がらない願いが交錯する中、未だ見つからない写本『カルナマゴスの遺言』の対策に追われる学院は魔術による学院閉鎖を決めるが――? (裏表紙の紹介文より)
いよいよ登場人物が増えて来ました。それぞれの過去、家同士の繋がりが、学園生活に重ねて描かれて行きます。フィロメラに劣等感を抱くリアン、そのリアンに劣等感を持つアイザック。ヴェロニカはほぼ全てに精通しているよう。ヴェロニカとフィロメラの経緯は次巻で描かれるようです。
写本『カルナマゴスの遺言』の在処は、魔女の協力を得た上で、未だ学園内にある様子。廃棄塔に封じ込められてる有象無象とも関係してくるのかな、皆さん一癖も二癖もありそうでいかにも不穏な空気が膨らんでる感じ。いずれ爆発するんでしょうか。…色々覚えていられるかなぁ(苦笑;)。
次巻に続きます。