読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

メイドインアビス 5~10巻 つくしあきひと著 竹書房

 相変わらずY田さんにお借りしました、Y田さん毎度ありがとう♪

 さらなる深界六層を目指し、大穴『アビス』の探窟を続けるリコとレグ、そしてナナチ。
 前線基地に辿り着いた三人の前に、悠然と立ちはだかったのは黎明卿・ボンドルドであった。死力を尽くして打倒せんとするレグに対し、ボンドルドは圧倒的な力を見せていく――。
 一方、リコ達と一緒に冒険することを切に望んでいたプルシュカ。しかしその思いもむなしく、ボンドルドの恐ろしい実験の対象となり…。 (五巻裏表紙より)

 大穴『アビス』の底を目指し、探窟を続けるリコとレグ、そしてナナチ。壮絶な戦いの末、宿敵ボンドルド討伐に成功する。
 白笛に身を変えた“プルシュカ”を手にし、『絶界の祭壇』に到達したリコ一行。二度と帰ってはこられないという『絶界行(ラストダイブ)』の末、ついに六層に辿り着く。
 しかし、そんな彼女たちの前に出現したのは、独特の価値観を持つ“成れ果て”たちの棲む村であった――。 (六巻裏表紙より)

 深界六層に辿り着いたリコたちの前に、忽然と現れた“成れ果て村”。
 そこは住人たちが独特の価値を持ち、その価値を交換することで成り立っている村であった。
 村を探索し住人たちとの交流をもつ三人。そんな中、ナナチの取った行動によりリコは後戻りのできない絶望的な状況に追い込まれていく――。 (七巻裏表紙より)

 リコ、レグ、ナナチの三人が辿り着いた深界六層“成れ果て村”。
 離れ離れになった仲間二人を探す途中、リコは村の端の『目の奥』と呼ばれる場所で、捕らわれの女性・ヴエコと知り合う。
 ナナチを取り戻すべく、ファプタの素性を尋ねるリコに対し、かつての三賢・ヴエコは村の成り立ちに関わる、壮絶な過去を語り始める。
 隊長のワズキャンのもと、過酷な冒険を続けたガンジャ隊の末路とは…⁉ (八巻裏表紙より)

 リコ、レグ、ナナチの三人が辿り着いた深界六層“成れ果て村”。その異様な村は“イルミューイの変わり果てた姿”という、忌むべき過去を持っていた。
 複製のミーティーと出会ったが為、囚われの身となってしまったナナチ。そんなナナチを救出すべく、レグは“価値の化身”ファプタと共に村に戻る。
 だが、イルミューイの最後の子供であるファプタは、村人に対する復讐心に燃えていて――‼ (九巻裏表紙より)

 復讐に燃えるファプタとそれを止めようとするレグ。さらにベラフに囚われていたナナチも無事、目を覚ます。
 冒険者たちと村人たち、そしてファプタ… それぞれの様々な思惑が交差する中、突如 凶暴な原生生物が村の中に入り込んできた。ファプタは村人を殺すのは自分だと、原生生物に立ち向かう。ぼろぼろになって戦うファプタを、村人たちは身を捧げることで支える。… (十巻裏表紙の紹介文に付け足しました)

 アニメを見ていたので、ストーリーの内容は大体知っていました。
 プルシュカは大好きな「パパ」にやっぱり切り刻まれてしまいました。でもそのおかげで(?)、リコは自分の手を汚さずして白笛を手に入れた訳で、う~ん。リコはずっとキレイなままでいられるのかしら。
 “成れ果て村”編に入るとさらに過酷に。瀕死の状態のイルミューイが一番に望むのが、病気の治癒ではなく子供を産むこと、って何それ、心が痛い;
 アニメでは話が進むにつれ、「あれ、なんかいきなり理解できなくなったぞ!?」と思った箇所もあったのですが、それも踏まえてるせいか、漫画の方はすらすら読めました。そうか、“成れ果て村”はまるまるイルミューイの中だったから呪いがなかったのか。ミーティーの正体も、活字で読めてはっきり理解できました。反対に、漫画ではどういう状況か分かり難かった場面も、アニメで補完される所もありました。
 ファプタという仲間を得て、さらに深層へ。レグ以外みんな女の子なのね~。でもあまりハーレム感がない(苦笑;)。レグは一体何なのか。地上で流行っている「誕生日に死ぬ奇病」は何の関りがあるのか、どうやら2000年ごとに起きているらしいし。
 …それにしてもやっぱり読んでて痛い漫画でした(;;)