読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

『銀魂後祭り2023(仮)』ライブビューイングに行ってきました。

 3月19日、「銀魂後祭り(あとのまつり)2023(仮)」ライブビューイングに行ってきました。
 両国国技館でのイベントを全国の映画館に中継したもの。
 私は西宮TOHOで、夜公演の鑑賞です。

 公演前の諸注意は阿伏兎と神威、神威はオムライスばくばく食べながら「美味い、美味い」の連発。「牛鍋弁当食べる?」の台詞もあって(画面はオムライスなのに!・笑)、初手から中の人のパロディ炸裂でした。そうそう、こんな感じだった、ともうわくわく(笑)。
 会場が映るとエリザベスがプラカード持って待機、会場の皆さんはカメラに移るかもとかSNSへの投稿は9時過ぎまで待ってくれとかのさらなる諸注意の後、いよいよカウントダウンです。画面に万事屋の皆さんが映るんですが、ご時勢ですね、オンライン会議してらっしゃる様子で、それぞれ分割画面にお一人ずつ。スパイ・ファミリーに呪術回戦、チェンソーマン等々、「売れてるものに乗っかろうぜ!」的にコスプレしまくる銀さんたち。Vチューバ―まで試してましたものね(笑)、その後サウザンド・サニー号に乗った銀さん(勿論麦わら帽子かぶって片手は伸びてる)のイラストが映ったな、と思ったらいきなり有名なイントロが。
 続いてどこかで見た映像(帆船が続々出航するような・笑)まで、いいの!?と思ってたら本当にきただにひろしさんが、サニー号を模した神輿に乗って現れました。「ウイーアー!」大熱唱(笑)。合間に映るキャストの皆さんの映像、みんな揃って後ろ向いて左腕上げてるし(笑)。

 生アフレコでは懐かしのエピソード、鈴村さんのドSなホストに石田さんの「かもしれない」連発に、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲(「完成度たっけーなー」)の雪像等乱立(笑)。そうそう、マダオさんこういう造形の才能あるのに台無しにされるのよね(笑)。

 最初のライブはCHiCO with HoneyWorks、『ヒカリ証明論』と『今日もサクラ舞う暁に』の後で、「ここでカバーを」「リスペクトを込めて」。
 SPYAIRサムライハート(Some Like It Hot!!)』の曲名を出した途端、会場からああ、と溜息にも似た納得の声。私も心中で「ああ、そうか」と思いました。SPYAIRのライブ好きだったな、私はライビュでしか知りませんが、ライブパフォーマンスの上手さ、楽しさを教えて貰ったのはSPYAIRだったなぁ。最後は『プライド革命』、皆さん、銀魂グッズを身に着けてらっしゃっての熱唱でした。

 続いて高橋美佳子さんがサニー号の神輿に乗って登場、半被着た阪口さんやトッシー姿の中井さんまで引き連れて(笑)。お通ちゃんのライブが始まるかと思いきや、一風変わったキツネダンス、キメのポーズが何かに似ていて、その度阪口さんが「それは…!」とツッコミ入れて教えて下さるという…(笑)。
 高橋さん「分かったかな」「狼牙風風拳とか刃牙とか分かったかな」
 阪口さん「それそのまま言っていいの!?」
 振り付けが来たのが二週間前、即行で覚えろ、と言われたそうです(笑)。
 このご時勢、歌詞の内容が内容だけに「もう最後かもしれません」と仰りながら、高橋さん『コンプライアンスがなんぼのもんじゃい』熱唱されました。釘宮さん、デュエットしに出て来て下さらないかな~、とこっそり思いつつ、それは叶いませんでしたね。阪口さんと中井さんはステージ下で、サニー号のお神輿に代わる代わる乗ってらっしゃいましたっけ。

 くじらさんと立木さんのVチューバ―に高橋さんも加わってのトークの後、再度生アフレコに。今度は過去の名台詞(?)を各々のキャストの皆さんが叫んでくださいました(笑)。いやもう、生カツラップや生トッシーの「働いたら負け」が聞けたのが嬉しくて(笑)。
 突然鈴村さんが「あそこに黒ちんがいる」と紫原の声を発し、あわせて中井さんも関西弁の今吉の台詞で応酬を。客席にいたのは『黒子のバスケ黒子テツヤの着ぐるみ(笑)、ナムコナンジャタウン銀魂と黒バスのコラボをやってるとかで、そういえばイベント提供企業にも名前がありましたっけ。小野賢章さん来てないかな、来てないだろうな、銀魂にも黒子の太助役で出てらっしゃったけどな、とこっそり思ったのは内緒です(笑)。阪口さんが鈴村さん、中井さんに「ありがとう」と仰ってたのが妙に印象的でした。

 別室で太田哲治さん、立木文彦さんとくじらさんとで「銀魂共通テスト」の答え合わせが行われた後(すみません、そういう企画があったことも知りませんでした;)、映像は再びステージへ。…というか、ステージに繋がる通路へ。備えられたマイクに向かっていたのは山寺宏一さん、吉田松陽の台詞を朗々と語って下さいました。
 本来ならサプライズゲストの筈なんですがね、実際は昼公演の時に配信観てた人たち(多分)が呟いてらっしゃってですね; それでも勿論嬉しかったですけどね。
 『銀魂 THE FINAL』の生アフレコ、虚と銀さんの立ち合いから始まってタワー頂上を目指す一連の流れ、銀さんが定春に喰われる場面も入れて下さるのが流石です(笑)。立木さんの台詞が一瞬遅れたのもご愛敬(笑)、真選組の面々と共に上部へ駆け上がり(沖田がバズーカを初めて正しく使った所ですね)、桂が後始末を引き受け、銀さんが松陽の元に辿り着くまで。

 で、DOSEのライブです。『道楽心情』『斬り結び』『ブレイクダウン』に続けて、こちらもSPYAIRのカバーを。『轍~Wadachi~』をギター弾き語りして下さいました。最後は『曇天』、そりゃそうでしょうとも。
 SPYAIRの皆さんの映像はどこでだったか、カバーへのお礼と「銀魂には助けて貰った」の言葉を。こういうイベントの度に言って下さいますね、こちらこそありがとうございます。

 三度登壇のキャストの皆さん、口々に「かっこよかった~」「くじらさんがバンドしたいって裏で騒いでた」。
 阪口さん「そんな簡単にできるものじゃないですから」
 杉田さん「でも立木さんがリズム完璧に取ってましたよ」
 阪口さん「…立木さんですよ?」
 そうですね、立木さんですものね。立木さんの歌う『3X3 EYES』記憶に鮮明です、私多分歌えます(笑)。
 山寺さんの紹介が改めてあって、実際には抜き録りばかりで顔を合わせての収録がなかったので、今回一緒にできて嬉しかったとのこと。子安さんの挨拶は声だけ、相変わらずポンポンが痛くて欠席だそうです(笑)。
 で、ラスト、空知さんからのお手紙かと思いきや。描き下ろしの漫画がある!ということで、しかも結構なボリュームだそうで、それをアフレコして下さることに。…これがとんでもなかった…!(笑)。
 空知さんは「12人のキャストが全員出る5~6ページの描き下ろし漫画、しかも昼の部と夜の部で内容を変えてくれ」と注文されたそうで、「そんな無茶ぶり断ってもいいだろう!?」との新八の叫びに振り返った銀さんの声が山寺さん。…つまり、新八以外のキャラクター全員山寺さんがアフレコした訳ですね、アンパンマンのチーズに似た定春から携帯の呼び出し音や小鳥の鳴き声まで。じゃあ他の声優さんは何してたか、って言うと自分自身のエピソードをアフレコしてました。杉田さんは手触りだけで当てたファミコンカセットのゲーム名を繰り返し、千葉さんはイベント用にダイエットしたことをバラされ、太田さんは宣材写真の古さをいじられ、石田さんは食事の誘いを「ぼく、これからご飯行くので」と断った件を再現し、立木さんは石田さんもろとも捕まえられ、中井さんは「ウタだよォ~」を延々リピートし。微妙に本気でイヤそうに見えたのが鈴村さん、奥さんの名前を叫ばされて(苦笑;)。山寺さんも再再婚をネタにされるし。場内爆笑、勿論ライビュ会場も拍手喝采でした。空知さん、本当にどうもありがとう!!
 正直ね、本編のアフレコだけでは山寺さんの台詞量少ないよな、とは思ってたんです。折角出て下さってるのにな、と思ってたらこれですよ、もうほぼほぼ喋りっぱなしで山寺さん楽しそう(笑)。昼の部も同じ身を削るような内容だったんでしょうか、精神力も体力も半端ねぇなぁ(笑)。
 「これであと十年戦える」とは阪口さんの言葉、そうですね、キシリア様にお伝えしないと(笑)。石田さんは「ぼくも眼鏡置きになりました」、太田さんは勿論観客に「スパーキン!」して下さいましたし、高橋さんは今回衣裳を新しくして貰ったそうで「また着たい」とのこと。ええ、コンプライアンスのことはこの場では脇に置いときましょう(笑)。杉田さんは今でも現場で「銀さんと一緒に仕事がしたかった」と言われるそうで、「死ぬまで僕は坂田銀時です」「いや、死んでも、かな」。間違いなく杉田さんの代表作です。

 名残惜し気に皆さん退場されて、ライブビューイング観客に向けての皆さんの挨拶があって、エンドロールが流れて、でも誰も席を立たない。何かあるんじゃないか、と疑っている状況で、銀八先生の映像が始まって、ほらね、やっぱり、と思ってたらいきなり「3年Z組 銀八先生 アニメ化決定」の文字が。
 これね、私のいるライビュ会場では歓声上がりませんでした。「え、本当?」「ギャグじゃないの?」と戸惑いが先行し、やがてじわじわと「どうも本当みたいだよ」とごそごそスマホなりを取り出して写真を撮り始めてですね(苦笑;)。
 これかぁ、情報解禁は9時まで待ってね、って言ってたヤツは、と納得しました。全く、ナナメ上を行く未来だわ(笑)。
 でもそしたら、これからもイベントは続けて下さるってことかしら。ええ、喜んで見に行きますから、どうぞ搾り取って下さい(笑)。
 いやぁ、楽しかった。私、声オタでよかった。