読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

魔法使いの嫁 9~11巻 ヤマザキコレ著 マックガーデン

 Y田さんにお借りしました、Y田さんいつもありがとう♪

「今のあなたの傍にはいられない」
呪いを解消する為、エリアスが取った行動は二人の関係に波紋を呼ぶ。
彷徨の魔術師・カルタフィルスとの取引の先にチセが得るものは……。
命の期限。掛けられた呪い。すれ違う道。ひととひと為らざる者の行く末は――。 (9巻)

すべてではない。けれど、自分を、エリアスを受け入れる事が出来たチセ。
カルタフィルスは長い眠りにつき、落ち着きを取り戻した彼女の元に届いたのは、魔術師達の相互扶助組織『学院』への招待状だった……。
大英図書館の地下深く、新たな舞台で始まる、新たな物語。
ひとは学び、考え、成長していく――…ひと為らざる者は果たして。         (10巻)

『学院』で聴講生という立場を得たチセ。
変わりゆく彼女を受容し、自身の変化も感じ始めるエリアス。
個性的な学友達と『七つの盾』『教会』、そして揺蕩の中にいるラハブ。
より多くのひとと関わる事になった二人は、どう変わってゆくのか。         (11巻)
                              (裏表紙の紹介文より)

 9巻ラストから学院篇スタート。登場人物一気に増えます。覚えるの大変(苦笑;)。
 異形が普通に息づく世界。含みのある人物ばかりで、どんな思惑、過去があってこの場所にいるのやら。サイモン神父の洒落にならない「ジンクス」も、エリアスとその師匠ラハブとの経緯も明かされましたし。
 さて、ステラはどんな契約を結んでしまったのか。チセを見張っていたフィロメアの目的は。
 個人的には、管狐が出て来てちょっと嬉しかった(笑)。
 次巻に続きます。