読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

レアリア Ⅲ 運命の石 前編・後編 雪乃紗衣著 新潮文庫Nex 2018年

 シリーズ3作目。
 ネタばれあります、すみません;

 殿下。お帰りを、お待ちしています。
白の妃ネネの罠によって、行方不明となる皇子アリル。突然の悲報に傷つき、戸惑いながらも、彼を探すミレディア。皇帝候補のお披露目が迫り、異様な魔力に包まれた帝都ストラディカから弾きだされた二人は、帝国の過去を渡り歩く中で、帰るべき場所を探す……。他方、もう一人の皇子ラムザは、過酷な生活の中でも己を見失わず、未来へと踏み出す。大河ファンタジー、策謀の第3弾。

 あなたの時間を僕にください。
旅路を経て、皇子アリルが下した決断。たった一つの想いを貫き通すため、彼は歩みを止めなかった。恐怖帝ヴァルデミアスも、白の妃も、死神ギィも、彼を止めることはできなかった。すべては、この日、この時のために。明かされるロジェの秘密と、十三年前の真実。そして遂に、皇帝選の披露目の日が到来する─。オレンディアと十三翼将のグランゼリア戦を描く中篇「碧落」を収録。


 そうか、エセルバートってネネのお兄さんかぁ! 無能、というより有害じゃん、この人。いや、全てロジェの思惑なんですけど。
 いや~、時間かかりました。相変わらず、事象が掴み辛くてねぇ;;
 皇帝魔術によってネネの魔術をはねのけたアリル、魂の一部を小蝙蝠に移して難を逃れ、過去を彷徨います。ラムザはミレディアが自分のものにならないことを告げられ、たった一人で全てに立ち向かうことを決意します。
 とりあえずネネは<呪い返し(カウンター)>を受けて死んだので、ラムザへのあれこれはやみそうです。で、やっと皇帝選かぁ。
 次巻に続きます。