シリーズ3冊目。
ネタばれになってるかも、すみません;
ネタばれになってるかも、すみません;
大坂天満の呉服商「五鈴屋」の女衆だった幸は、その聡明さを買われ、店主・四代目徳兵衛の後添いに迎えられるものの、夫を不慮の事故で失い、十七歳で寡婦となる。四代目の弟の惣次は「幸を娶ることを条件に、五代目を継ぐ」と宣言。幸は惣次の商いへの情熱に絆され、夫婦になる決意をする。
番頭たちにノルマを課し、個人個人に知恵を絞らせ、支払い時期を年五回にする。惣次の改革は幸の広告アイデアにも助けられ、売上増に繋がっていく一方、今までの情を捨てたやり方に富久は不満と危惧を抱く。
幸の思い付き、糸の産地である近江を新しい絹織物の産地にする、羽二重の産業から起こしていくというアイデアは、惣次の骨折りによって報われようとしていた。だが最終的に取った不誠実な支払方法により、近江の職人たちは惣次を信用できないと絶縁宣言、だが幸の人柄に触れ、幸となら取引してもいいと言い出す。…
番頭たちにノルマを課し、個人個人に知恵を絞らせ、支払い時期を年五回にする。惣次の改革は幸の広告アイデアにも助けられ、売上増に繋がっていく一方、今までの情を捨てたやり方に富久は不満と危惧を抱く。
幸の思い付き、糸の産地である近江を新しい絹織物の産地にする、羽二重の産業から起こしていくというアイデアは、惣次の骨折りによって報われようとしていた。だが最終的に取った不誠実な支払方法により、近江の職人たちは惣次を信用できないと絶縁宣言、だが幸の人柄に触れ、幸となら取引してもいいと言い出す。…
表紙を捲ってびっくり、…サイン本でした…! 確かに地元の人だけどさ。
普段使わないけど懐かしい方言も出て来て何だか胸にくる感じ、そうそう「こぉと」って表現あるよね!
菊栄さんも再登場、実家の立て直しのため芝居を宣伝道具として使う頭の良さ、幸にも友情を感じてくれてる様子です。幸の才覚を受け止める器の大きさを、惣次は果たして持っているのか。惣次を立てようとする幸の気遣いを、惣次はちゃんと気付いているのか、何とも怪しい限りです。
次巻に続きます。
普段使わないけど懐かしい方言も出て来て何だか胸にくる感じ、そうそう「こぉと」って表現あるよね!
菊栄さんも再登場、実家の立て直しのため芝居を宣伝道具として使う頭の良さ、幸にも友情を感じてくれてる様子です。幸の才覚を受け止める器の大きさを、惣次は果たして持っているのか。惣次を立てようとする幸の気遣いを、惣次はちゃんと気付いているのか、何とも怪しい限りです。
次巻に続きます。