読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

封神演義 1~4巻 藤崎竜著 集英社少年ジャンプコミックス

 紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける!
 殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようと計画する。異民族狩りをしに遠征してきた蟷螂の妖怪仙人・陳桐(ちんとう)を倒して宝貝(パオペエ)火竜鏢を手に入れ、のこのこ出て来た妲己の妹分・王貴人の宝貝 紫綬羽衣を火炎で焼き尽くして元の姿石琵琶にまで戻す。それを人質に宮中に乗り込み、紂王を連れ去ろうとするが失敗。太公望の出身 羌族と共に蟇盆(たいぼん)に落とされ処刑されかけるが、武成王・黄飛虎(こうひこ)に救われた。
 太公望は、自らの責任と力のなさを痛感し、妲己に対抗しうる味方を捜すための旅に出る。
 父親と盛大な親子喧嘩をしていた宝貝人間 哪吒と知り合い、崑崙山から派遣されて来た天才道士・楊戩から三つの試練を受けて仲間となることを承諾させる。
 一方、妲己は酒池肉林を開催、それを諫めた西伯候 姫昌を幽閉する。姫昌は義賊団を組んでいた蝙蝠人間 雷震子の義理の父親だった。太公望は雷震子を仲間にすることに成功する。
 紂王の二人の息子、殷郊(いんこう)と殷洪(いんこう)は妲己に命を狙われ、武成王の手引きで殷から逃げ出すが、妲己の追手が迫ってくる。太公望が救い出すものの、王子二人は申公豹に王子としての責任を問われ、一時仙人界に避難する。
 封神計画に疑問を抱いた太公望も仙人界に帰国、ナンパに命を賭ける土行孫と知り合う。
 姫昌を迎えに来た息子 伯邑考が妲己に殺され、ハンバーグにされた後、姫昌は西岐の邑に帰国。反面、北方の反乱を治めた聞仲が帰省してくる。
 太公望は西岐の地で、天然道士 武吉に弟子入りを志願され、その縁で姫昌と知り合い、食客として迎えられる。
 一方、武成王・黄飛虎(こうひこ)は、妻と妹を妲己に殺され、太公望の側につくことを決心する。妲己や聞仲からの刺客に襲われながら一族郎党を引き連れ西岐に向かう途中、臨潼関にて、黄飛虎は仙人界で修行していた次男 黄天化と再会、太公望とも合流する。…


 この秋から再アニメ化されている『封神演義』、あまりにも内容すっ飛ばしていると評判らしいのですが、私、あまり内容覚えてなくてですね;; おかしいな、連載時、そこそこ読んでた筈なんだけどな;; とりあえず今回、読み返してみることにしました。 
 …そうそう、王貴人、いたなあ!(←おい;) 確かに、エピソード一つ一つ積み上げられてたんですね。次々に連鎖して話が進んでいく。
 本当、色々忘れてました(苦笑;)。太公望妲己にこんなにもこてんぱんに叩きのめされていたのね~。でも三分間クッキングは何故か覚えてたんだよなぁ。
 どうも最後まで読んだ記憶がないので、(四不象が流線形に変身したことは覚えてるから、ある程度までは読んでる筈なんだけど)改めて先が楽しみです。
 次巻に続きます。