読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

封神演義 5~9巻 藤崎竜著 集英社少年ジャンプコミックス

 造反した黄飛虎は殷からの刺客に襲われるが、太公望や黄飛虎の息子・黄天化(こうてんか)らが駆けつけ撃退に成功する! 諦めない殷の太師・聞仲(ぶんちゅう)は戦闘のプロ・九竜島の四聖を呼び出した。
 太公望は水を操る宝貝・混元珠を使う高友乾と相対、仙桃で水を酒に変えて善戦し、楊戩は爆破系の宝貝・開天珠を持つ王魔に、自身が宝貝に化けることで勝つ。哪吒は李興覇の宝貝、敵の攻撃をよける性質を持つ拌黄珠に苦戦するが、太乙真人の助力もあって活路を見出し、黄天化は大地に働きかける宝貝を持つ楊森と対峙。太公望から火竜鏢を受け取り、それを使って相手の気をそらすことで勝つ。

 だが、続いて現れた殷の太師・聞仲には大敗。しかし「四聖が民を傷つけた借りを返した」という理由で見逃される。太公望らは西岐に帰還し、それぞれ修業のために崑崙山脈に帰っていった。人間界に残った太公望は、殷を討つために正式に西岐の軍師に着任する。姫昌に何か食べさせようと試みられる料理大会、姫昌の次男・姫発の器を見る象レースの開催。
 一方、聞仲の殷に対する根源、若き日の同僚・朱妃との経緯が語られる。

 北伯候・崇侯虎の弟・崇黒虎に働きかけ、太公望と黄飛虎が仲間になるよう説得。最終的には姫昌が崇黒虎の心を動かす。それを「最後の仕事」として姫昌は大往生を遂げた。
 姫発は後継者に任命され、『西岐』を新たな国『周』と命名して殷からの独立を宣言。反旗を翻した周と殷の対立は明確となり、妲己は冷酷な妖怪仙人・魔家四将を周に送り込んだ。うち一人、魔礼寿が操る巨大宝貝・花狐貂は城壁や街まで呑み込んで破壊する。哪吒はその体内に入り込み、内側から花狐貂を壊す。父親・姫昌の死を聞きつけて、雷震子も参戦する。

 甚大な被害を受けながらも、魔家四将を追い詰め、妖怪の原型の姿にまで戻して倒した太公望達。スパイとして鄧蝉玉が送り込まれるが、彼女は土行孫に一目惚れ、太公望達の仲間に加わる。
 一方殷では、打倒太公望のため、金鰲島(きんごうとう)最強の一角・趙公明(ちょうこうめい)が召し出され、反対に聞仲は十天君によって幽閉される。

 周は、殷に向けて反撃を開始する。そんな太公望らの前に、妲己と同盟を組んだ趙公明の召し使い・呂岳(りょがく)が立ちはだかる! 呂岳は殺人ウィルスを撒き散らし、周軍全てを人質に取り太公望の命を要求するが、鄧蝉玉が宝貝・五光石によって呂岳の血液を採取、それを材料に楊戩がワクチンと治療薬を作って対抗。哪吒が呂岳に相対する。
 周の軍隊の前に、殷の第一王位継承者・殷郊とその弟・殷洪が現れた。かつて太公望に助けられ、崑崙山に逃げていた二人だったが、殷郊は殷の側につき、周と戦闘を開始する。…

 
 色々忘れてましたね~、そうそう、こういうのだった、と思い出すこともあれば、あれ、こんなエピソードあったっけ、と思うこともあり。(←こらこら;)
 楊戩、何でもできるのね~。でも信望は太公望の方があるのね(笑)。
 アニメではいつの間にやら背景に写り込んでいた鄧蝉玉が、結構重要な役割果たしてたんですね。
 さて、いよいよ周が起ちました。次巻に続きます。