常に読み手をワクワクさせてくれる物語を発表しつづけている作家・田中芳樹さんはが、書くのも大好きだけど、本を読むのはもっと好き! そんな田中さんが、少年時代に夢中になった本について語りつくします。
著者ならではのユニークな読み解き方が満載で、「古典」がぐんと身近に感じられるはず。
小説ってこんなに自由に読んでもいいんだ!
小説ってこんなに自由に読んでもいいんだ!
物語への情熱を共有できる作家仲間との対談も必読。
本への愛がたっぷりつまった愉快なブックガイド。 (表紙折り返しの紹介文より)
本への愛がたっぷりつまった愉快なブックガイド。 (表紙折り返しの紹介文より)
もうそろそろ『アルスラーン戦記』の最新刊が出ていないかしら、と検索をかけていて見つけた本。
これイラストいいなぁ、田中さんそっくり(笑)。
ダイジェスト版大肯定の姿勢には何だかほっとしました。だって私、『レ・ミゼラブル』読んでないもの(爆!)。子供向けの『ああ無情』だけ読んで、本編には手を出してません。…いや、なかなか気合いが要りますよ、あれ読もうと思ったら(えへ♪)。
『三国志』は吉川英治の分で読んだことがあります。でも私には今いちその面白さが分からず;; 田中さんの解説読んでたら面白そうなんだけどなぁ。確かに、三国志には女性ほとんど出て来ませんよね。曹操と劉備と関羽の精神的な三角関係、ってえらい表現するなぁ(笑)。『水滸伝』の方が女性への怨み辛みが…だそうですが、それもすっかり忘れてました。『水滸伝』も吉川英治で読み始めたんですが、あれ、絶筆だったんで途中までしかなかったし。今から読み返すのもちょっとしんどいなぁ。
『ジェイン・エア』『嵐が丘』から『キャンディ・キャンディ』まで飛ぶ分析力、幅広さ(笑)。『キャンディ・キャンディ』は今にして思えば、少女漫画では異例の展開だったかもしれませんね、「運命の人」に辿り着くまで何人かと恋をする、ってのは。大概最初っから「相手はこの人」って決まってるのがほとんどなのに。
同じ原作での訳者によって変わってしまう、脚色を許す大らかさ。いい時代だったんだなぁ。同じ台本でも演者や演出によってがらりと変わる、っていうのに似ているのかも、と思いました。時間があったら読みたいけど、…古典はなぁ、学生の頃読んどけばよかったなぁ。
これイラストいいなぁ、田中さんそっくり(笑)。
ダイジェスト版大肯定の姿勢には何だかほっとしました。だって私、『レ・ミゼラブル』読んでないもの(爆!)。子供向けの『ああ無情』だけ読んで、本編には手を出してません。…いや、なかなか気合いが要りますよ、あれ読もうと思ったら(えへ♪)。
『三国志』は吉川英治の分で読んだことがあります。でも私には今いちその面白さが分からず;; 田中さんの解説読んでたら面白そうなんだけどなぁ。確かに、三国志には女性ほとんど出て来ませんよね。曹操と劉備と関羽の精神的な三角関係、ってえらい表現するなぁ(笑)。『水滸伝』の方が女性への怨み辛みが…だそうですが、それもすっかり忘れてました。『水滸伝』も吉川英治で読み始めたんですが、あれ、絶筆だったんで途中までしかなかったし。今から読み返すのもちょっとしんどいなぁ。
『ジェイン・エア』『嵐が丘』から『キャンディ・キャンディ』まで飛ぶ分析力、幅広さ(笑)。『キャンディ・キャンディ』は今にして思えば、少女漫画では異例の展開だったかもしれませんね、「運命の人」に辿り着くまで何人かと恋をする、ってのは。大概最初っから「相手はこの人」って決まってるのがほとんどなのに。
同じ原作での訳者によって変わってしまう、脚色を許す大らかさ。いい時代だったんだなぁ。同じ台本でも演者や演出によってがらりと変わる、っていうのに似ているのかも、と思いました。時間があったら読みたいけど、…古典はなぁ、学生の頃読んどけばよかったなぁ。