第一部最終巻。
千花の手術した左膝に、異物があることが判明。荒んで行く千花、それでも踊り続けることを希望する周囲の人々。倒れた祖母のこともあって、ふらつきながらも立ち直りかけたかに見えた矢先、千花は自殺した。
哀しみと後悔に苛まれながら、六花は自作の白鳥を踊り切る。…
哀しみと後悔に苛まれながら、六花は自作の白鳥を踊り切る。…
誇り高い千花ちゃん、荒んで嫌なことを言っても、そんな自分を嫌悪してしまう。頑張って張りつめて、突然折れてしまった。弱音を吐ける環境があったなら、こんなことにはならなかったのか。でも弱音らしきものを吐いた時、お母さんも六花も肯定しなかったしなぁ。一つ一つ追い詰められていく過程が苦しい。そして、六花の才能の開花。
千花の不幸がなかったら、六花は本当にいつまでも甘えん坊のままだったのかな。ゆっくりとでも、成長していけたんじゃないのかな。
ちらっと描かれたひとみちゃんの苦悩も辛かったです。…厳しい世界だなぁ。
千花の不幸がなかったら、六花は本当にいつまでも甘えん坊のままだったのかな。ゆっくりとでも、成長していけたんじゃないのかな。
ちらっと描かれたひとみちゃんの苦悩も辛かったです。…厳しい世界だなぁ。