読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

東大卒でも赤字社員 中卒でも黒字社員 会社が捨てるのは、利益を出せない人  香川晋平著 リュウ・ブックスアステ新書 2010年

 記事にする必要ないかな、と思いつつ。でも一応、借りて読んだ本の記録を付けとこう、ってのが私の中の基本なので。
 ビジネス書なんて読んだことねーよ、なんですがうちの会社で「課題図書」として回って来たものです。社長厳命、「書いて読後感想文を書け」なんだそうで。…どないせえっちゅうねん。
 こういう自己啓発本(?)は、「へー、ほー、ふーん」で終わってしまうのが常です。どうも自分に結び付けては考えないなぁ。だから進歩や成長がないんですね(苦笑;)。
 
 要は、自分の価値を常に考えて行動せよ、ってことかなぁ。給料を貰うためにはどれだけ会社に稼がせなければならないか、数字に置き換えてみろ、と言う。これは確かに、経営者が読んでも仕様がないな。社員に読ませなきゃ意味がない(苦笑;)。
 最上のパターンと最悪のパターンを意識してどちらにも対応できるよう心掛ける。できるだけ損をしないよう、ネガティブさも言い換えれば用心深さ、プラスになる。…うん、私基本的に後ろ向きな性格なのでマイナスばかり数える性質なのですが、本当に最悪の時はその予想をはるかに上回る最悪が来る気がしますねぇ。まだまだ見通しが甘かったからだよ、って言われたらそれまでなんですが。

 この間、電話をかけてきたメーカーさんが、あまり要領よく喋るタイプの人ではなくて。何度も同じことを繰り返す様子に、ちょっと笑ってしまいました。「あ、この人『赤字社員』だ」って。「納品が遅れます」って事実と、その原因と対策を伝えるだけなのに、あんなに電話代使ってちゃ駄目だわ(笑)。
 通じる範囲が狭い程、面白い冗談ってありますよね。
 
 でもね、以前岡田斗司夫さんだったかな、仰ってたんですよ。こう言うビジネス本が本当に効くのなら、こういう類の本を発行している出版社の編集さんは、みんな大金持ちになってる筈だって。だからその理論に、納得しても実現しにくいってのが現状なんでしょうね、って。

 さて、感想文どうしましょう。このまま書いたら絶対駄目だよなぁ。