薫大将は亡くなった大君の面影をもとめ、異母妹の妹に惹かれます。
匂宮はその浮舟と偶然にも会ってしまい……。
二人の男性の思いに、浮舟はある決心をします。
匂宮はその浮舟と偶然にも会ってしまい……。
二人の男性の思いに、浮舟はある決心をします。
意外な展開とともに、人の世の計り知れない深みをまとう物語のラストです。 (折り返しの紹介文より)
匂宮の女癖の悪さが際立つ下巻(苦笑;)。いや、手を出しちゃ駄目でしょ、って今の価値観で言っちゃいけないんだけどさ。で、薫は薫でやっぱり浮舟を一人の女性として見てないし。あくまで大君の代わり、そりゃ浮舟も「何か違う」と思うよなぁ。
浮舟の境遇って、こんなに詳しく書いてあったんですね~。この辺りは本当、全然覚えてなかった(←おい;)。
全編つらつら読んだ後、荻原さんのあとがきというか解説というかを読んで、…これが一番分かり易かった(苦笑;)。そうなんだよ、何だかんだ、薫ってもててないんだよ。容姿やら性格やら、あんなに褒めて描写してあるのに、実がないんだよ。かと言って匂宮に実があるかというと、あれも一時のものなんだけどさ、で、それも十分浮舟は承知してるんだけどさ。
何にしろ、浮舟は被害者のような気がして仕方ないです。
浮舟の境遇って、こんなに詳しく書いてあったんですね~。この辺りは本当、全然覚えてなかった(←おい;)。
全編つらつら読んだ後、荻原さんのあとがきというか解説というかを読んで、…これが一番分かり易かった(苦笑;)。そうなんだよ、何だかんだ、薫ってもててないんだよ。容姿やら性格やら、あんなに褒めて描写してあるのに、実がないんだよ。かと言って匂宮に実があるかというと、あれも一時のものなんだけどさ、で、それも十分浮舟は承知してるんだけどさ。
何にしろ、浮舟は被害者のような気がして仕方ないです。