読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 6 重力の井戸の底で  福井晴敏著  角川書店  2008年

 『ガンダムUC』6巻目。
 ネタばれあります、すみません;

 ≪ユニコーン≫が示した次なる座標は地球連邦政府首都・ダカールだった!
 ラプラス・プログラムが示した地に≪ユニコーン≫を立たせるべく、
 イスラム系反政府勢力のダカール襲撃計画に協力するバナージたち。
 しかし積年の怨讐は、巨大MA≪シャンブロ≫が吐く炎となって暴走を始める!
 首都を飲み込む炎を前に、バナージが選び取った行動とは……!?
 かつてない一大スペクタクルに息を呑む、新・宇宙世紀神話第6弾!       (裏表紙の紹介文より)

 バナージが降り立ったのはやっぱり砂漠でした。ランバ・ラルに当たるのはジンネマンだったようです。…てことはジンネマンも死ぬのかしら??
 リディはオードリーことミネバにプロポーズ、でもあっさり振られてしまいました。そしてブライトさん登場ですよ! 「なにやってんの!」って口調が嬉しい、声は誰が演じるんでしょう。相変わらず苦労を背負う役どころです。
 反地球連邦政府イスラム過激派のお金持ち、マハディ・ガーベイは私怨と目的を混同して、土壇場で子供たちに見限られてしまいました。これからバナージとミネバと、恋のさや当てを演じるのかと思っていたロニ・ガーベイもあっさり退場。ロニがハモンさんの役割だったんでしょうか。そう言えば彼女、宇宙に出てなかったのにニュータイプなのね~。
 三連星は出てきたけどまだ活躍の機会はないまま、リディの引き立て役に回っています。リディは自分の相棒としてバナージを認め始めるという状況。親近感まで覚える中、黒い≪ユニコーン≫が現れてバナージをあっさり捕獲してしまいました。どうやら搭乗者はマーサに丸め込まれたマリーダ・クルスのようです。…こんな未来でまでフェミ問題引きずるとはなぁ。
 ところで、≪ユニコーン≫はまだ、座標位置には立ててませんよね??
 連邦にもネオ・ジオンにも寄らないスタンス、ってのが今回のガンダムの立ち位置のようです。その辺りはSEED以降の流れとも取れなくはないですね。
 アニメではジェットストリームアタックかますのかなぁ。楽しみ楽しみ♪