読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

失踪日記 吾妻ひでお著 イースト・プラス 2005年

 漫画家・吾妻ひでおが失踪していた頃のことを、漫画化した作品。

 三部構成です。
 ホームレスをしていた「夜を歩く」
 ガス管配管工をしていた「街を歩く」、デビュー当時の思い出漫画もあり。
 アル中時代を描いた「アル中病棟」
 巻末にはとり・みきとの対談を収録。

 …図書館に蔵書があるとは思わなかったなぁ。出版当時、面白いって話題になったんですよね。
 確かに面白かった。特に第一部「夜を歩く」が。第三部にまでなると、ちょっと洒落にならなくて笑いにくい所もあったんですが; 基本的に、「自虐ネタ」の方が笑いやすいですよね。
 とり・みきさんとの対談であったのですが、自分の経験を淡々と描いて、ギャグにしてる。悲惨な自分に酔ってたりするとこういうのは笑えない、ってのは私も思うので。