読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 7 黒いユニコーン  福井晴敏著 角川書店 2008年

 『ガンダムUC』7巻目。
 ネタばれになってるかな、すみません;

 虜囚となったバナージを乗せた戦艦≪ラー・カイラム≫が寄港したトリントン基地に
 積年の妄執を決死の志へと変えたジオン残党軍が襲いかかる。
 混乱の中、ブライト艦長の言葉を胸に再び≪ユニコーン≫に乗り込んだバナージは、
 目の前で再び連れ去られたミネバを奪還するため、ついに大空へと飛翔する!
 黒き≪ユニコーン≫との対決が待つ高高度の戦場で、バナージがつかんだものとは――!?
 ガンダムサーガ最新作。激情天駆ける第7巻!                   (裏表紙の紹介文より)

 ちょこちょこ出てくる懐かしい名前が嬉しい第7巻。…とかいいながら映画を観てない分、ベルトーチカ・イルマとかは名前しか知らないんですけど。
 ジンネマンたちは≪ガラン・シェール≫を駆って地球にいるジオンの残党を募り、≪ユニコーン≫とバナージを取り戻そうと行動を起こします。
 丁度オードリーことミネバも、ローナン・マーセナスの手によってマーサ・ビスト・カーバインの元へと引き渡されていました。リディにとっては青天の霹靂、何とか彼女を自分の元へと考えますが、ミネバは徹底的に拒絶。リディは人前でこれ以上はない!とと言う振られ方をします。…あれは可哀そうだなぁ(苦笑;)。
 その後はミネバ、バナージに上から目線で命令。女王様健在です。
 マリーダはマリーダで、新しいマスター・アルベルトとジンネマンの間で揺れ動きます。生死を彷徨う傷を負いながら、でも何とか「マリーダ」を取り戻したようです。そしてアルベルトの失恋決定。…これは自業自得かなぁ(笑)。
 ≪ユニコーン≫はちゃんと次の座標を示していたようですね。ブライトの手引きで≪ネェル・アーガマ≫とランデブー、再び宇宙で主要登場人物勢ぞろいしました。リディを変えてしまった箱の中身は何なのか。8巻に続きます。