読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

暁の天使たち 茅田砂胡著 中央公論社 2002年

 …すみません、茅田さんファンの方は読まない方が宜しいかと思います;

 時は未来、所は宇宙(トシがばれるな・笑)。
 金髪碧眼、外見だけなら天使のような風貌の少年・リィは、銀髪菫眼、女の子のように清楚で美しい少年・シェラを連れて産みの親の元へやって来た。リィはシェラを、科学文明の発達していない辺境惑星からの迷子だと紹介するが、実は彼は異世界の住人だった。シェラはリィと共に学校に入学、辺境惑星の場所を特定しようとするダン・マクスウェル船長に授業を受ける。リィは相方・ルゥと因縁のあるダンにあまり良い感情を抱いていない様子。そのうち、リィの中に眠るレティシアが目を醒まし、リィの身体をいいように使い始める。シェラは、同じくこの世界に復活していたヴァンツァーと彼の暴走を止めようとする。…

 個人的な好みなので仕方ない、と思って下さい。…こういう、どう見ても続編(もしくはシリーズ物)なのに「新作です」って言い切ってるのは私、駄目なんだよ~; これ、『デルフィニア戦記』読んでない人、楽しめたのかなぁ?? 登場人物饒舌で、説明も懇切丁寧。同じ事を何度も別の言葉で解説してくれます。美男美女てんこ盛りなのも相変わらず。お話も分かり易いんですが、ヴァンツァーが黄泉返ってたのが判った段階で、私の中の何かが急速に冷えてしまいました。…これはルール違反じゃないの??
この世界に不慣れなシェラの為、ってじゃあリィも側に付いてないヴァンツァーはどうでもいいの?? 一人で放り出されて先に学校通ってたんだよね??
 友人の勧めで読み始めた作品なんですが、どうしよう…; 続き読むのやめようかなぁ;;