リィ達はタンガ国に攻め入り、王子ナジェックを討ち取る。王都コーラルに戦勝報告した後、すぐさま西へ向かい、パラスト国と対峙する。パラスト国王オルテスの降伏を見届けて、リィはルーファや同行を申し出たシェラらと共に自分の故郷へ帰って行く。…
何かばたばたと終わった感が否めない最終巻でした。あんなにあっさり帰っちゃうの? 後の
デルフィニア国の様子も書いてないし; 主人公がリィである以上、これでいいのかなあ。確かに題名は「
デルフィニア戦記」なんですが; ルーファやリィの世界について謎ばかり残ってて、「こりゃ続編も出るわ」とか思ってしまいました。面白かったんだけど、でも私には少々不満の残るラストでした;