デルフィニア戦記16～伝説の終焉 茅田砂胡著 中央公論社 1998年

　こちらの世界へ来たルウは王都コーラルでウォルと出会い、意気投合する。その頃前線にいた王妃リィは捕虜千人の命と交換にタンガに捕まり、麻薬で眠らされていた。タンガ国王ゾラタスは息子とリィを娶せようと画策、ウォルは王位を投げ捨ててルウと共に王妃救出に向かう。一方シェラは単独でスケニアへ面向きヴァンツアーと対決、ファロット一族をも滅ぼし、国王達に合流する。…
　何か終わりに向かって色々ケリが着き始めた感じです。シェラの成長著しい巻でした。