木ノ葉隠れの里のうずまきナルトは忍術学校の落ちこぼれ。ナルトのへそには、その昔 里を襲った九尾のバケ狐を封印されていて、それを知る里の人々はナルトを疎んじている。孤独を抱えるナルトは教師のミズキに唆され、禁忌の巻物を盗む羽目に。だがイルカ先生が体を張ってナルトを守り、見事卒業試験を合格した。
ナルトは上忍を目指し、うちはサスケ、春野サクラと共に、新たな教官はたけカカシの指導を受ける。カカシの強さに圧倒される三人。最初の任務は橋作りの名人タズナを波の国まで送ることだった。
簡単な任務の筈だったのに、タズナは海運王ガトーに命を狙われ、霧隠れの抜け忍 桃地再不斬に襲われる。カカシは写輪眼を使い、ナルト達の連携もあって再不斬を倒した。だが止めを刺す寸前、霧隠れの追い忍を名乗る少年が現れ、再不斬の死体を引き取って行く。
その場は治まったものの、カカシは再不斬の生存を確信。療養中の波の国で、ナルトたち三人に修行を行う。…
一巻発行が2000年、これ確か当時友人から貸して貰って読んだんだったよなぁ。新人でこの絵の上手さは何ごと、面白いの出て来たなぁと思いつつ(←上から目線ですみません;)、ナルトとサスケのうっかりキスシーンに「またこんな煽るようなことして…!」と密かに眉をひそめましたっけ。こういうのは読者がこっそり妄想するもんなんだよ(←おいおい)。サクラちゃんの恋愛体質にもついて行けず、というかヒロインなのに性格悪いんですよね(苦笑;)。後々、健気を体現したような女の子が出てくるんですが、それもむべなるかな。
さて、チャクラの概念が出て来た所で二巻終了。次巻に続きます。