読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ちはやふる 十四~十七巻 末次由紀著 講談社コミックス

明石第一女子高校との対戦、千早の本気は逢坂恵夢を奮い立たせた。千早と西田で二敗、太一と奏で二勝、残る駒野は運命戦のジンクスを引き寄せ、瑞沢高校は決勝 富士崎戦に勝ち進む。

突き指した奏に代わって筑波がスタメン入りした決勝戦。読手は専任読手の山城七段。千早の相手は一年生 山城理音、山城七段に孫で千早と同じく耳のいい選手。攻める千早は指を怪我し、圧倒的不利な状況ながら勝つ。太一と西田も運命戦を制し、瑞沢高校は団体戦優勝する。

翌日の個人戦、千早は負傷した右手を庇い、左手で試合に臨む。対戦相手の左手対策への穴に気が付きつつ何とか3回戦まで進んだものの、次の相手は若宮詩暢。右手を使うが、敗れてしまう。

A級決勝は詩暢と新、B級決勝は太一と理音。太一は理音の才能を努力で封じ込め勝利、A級に昇格。新は揺るぎない力で詩暢に打ち勝つ。

指の治療をしながら、新への気持ちに気が付き始める千早。富士崎高校かるた部顧問の桜沢先生は、千早と真島の才能を認め、合宿への参加に誘う。…

 

 太一がとにかくかっこいい全国大会。団体戦でも個人戦でも。で、新の結構な底意地の悪さも目立ちましたね(笑)。

 全国優勝を機に大学で上京を目指す新、新のお母さんのお父さんへの「あんたと二人きりになるのがキツい」の台詞とか、妙にリアルで笑ってしまいました。千早が手術を決意して流す涙はジブリ並みに大粒でぼろぼろだったなぁ。

 アニメは確かこの辺りまででしたね。今まで溜めて撓んでいた分、一気に太一が成長しそうな気配です。次巻に続きます。