読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ちはやふる 二十六~三十巻 末次由紀著 講談社コミックス

 近江神宮高松宮杯大会に一人残った太一。新と対戦するが、負けて4位入賞。
 スタンドプレイに走る太一の行動が理解できず、重い空気が流れるかるた部。何とかしようと、かるた部女子はバレンタインに手作りのチョコ菓子作製を計画したり、4月の太一の誕生日には「太一杯」なるかるた大会を開催したり。新学期に太一は千早に長年の思いを告白するが、千早はそれを受け止められず、太一はかるた部を辞める。

 4月、4人の一年生が入部してきた。うち一人、田丸翠が台風の目となってかるた部をかき回す。千早は太一ショックで調子が出ないままかるた部を休部、受験勉強で気を紛らわせる。
 福井では新がかるた部を創立、団体戦の難しさを味わっていた。富士崎高校との合同練習にも参加し、そこで千早と太一がかるた部を辞めたことを知る。太一は太一で、通い始めた塾で講師をしていた周防名人と再会、再びかるたを始めていた。

 6月、全国高等学校かるた選手権大会東京都予選。会場に赴いた千早はルール変更に困惑する。自分のいない間に雰囲気の変わった部を目の当たりにして、戸惑う千早。瑞沢高校は決勝リーグに進んだが、千早はチームをまとめていた太一の存在の大きさを痛感していた。

 決勝リーグは4チームの総当たり戦。舞台裏でそれぞれの母親も親交を深める中、瑞沢高校は新しい形のチームプレイを模索、ぎりぎりで上位2チームに入って全国大会出場を決める。
 その頃、若宮詩暢は祖母から世界初のかるたのプロになれ、と言われていた。

 全国大会、一年生を予選で経験させながらも決勝トーナメント進出。準決勝、瑞沢は富士崎と対戦。
 一方 太一は周防名人のテレビ取材に巻き込まれ、当て馬として周防と、さらに若宮と対戦することになっていた。…

 アニメとごっちゃになっていて、どこまで読んだかあやふやになっていました。…太一が告白して部を辞めて、ってとこまで読んでたと思ってたな、あれアニメだったんだな。
 千早たちは最上級生になって、かなりクセの強い(性格が悪い・笑)新入生が入部してきます。承認欲求が強いっていうのは確かに厄介だけど、上手く使えば向上心にもなる。真っ直ぐな先輩たちのおかげで大分矯正されてきました。ヨックモック嫌いな人は確かにいないと、私も思う(笑)。体力づくりの面から見る新入生、波田くんもぐんぐん伸びて行きそうです。
 チーム構成が変わったり新規参戦だったりでどこも「団体戦」に悩む中、ヒョロくんのリーダーとしての資質が芽吹いて花開いて、何だか胸が温かくなりました。こういう成長もあるのね、何だか嬉しい。
 猪熊元クイーンに待望の女の子が産まれて、桜沢先生も「結婚します」宣言。…相手誰だよ!? 次巻に続きます。