石ノ森章太郎の漫画は、『
人造人間キカイダー』しか読んだことないなぁ、と手に取りました。アニメの方はかの有名な第二作目、
井上和彦さんが009を演じてらっしゃった分から見てるんですけど。
色々と悪名高い秋田文庫(笑)。発表順じゃないんですよね、何でこの順番で収録されているんだろう。
1巻 神話・伝説編
2巻 海の底編。…とか言いながら2巻にも「神話・伝説編」で括られそうな内容もありましたね。
超古代の文明が現代まで細々残っていて、って真相が結構多かったんだなぁ。…とか思っちゃうじゃない、この編集方法だと(苦笑;)。で、ジョー、女の子にもてるよなぁ(笑)。
平成版のアニメ『
サイボーグ009』は原作通り、と思っていたんですが、今回の中には入ってませんでしたね。
間をたっぷり取った構成は美学でもあり、少々じれったくもあり。「絵を見せる」作品でもあったんだなぁ、と思いました。
トキワ荘時代、誰よりも絵の美しさで注目された人でしたもんね。