読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ワンピース 巻二十四~二十五 尾田栄一郎著 集英社ジャンプ・コミックス

 アラバスタ編後日談の後、考古学者ニコ・ロビンが仲間へ。
 空から200年前の巨大ガレオン船が降って来て、“記録指針(ログポース)”が書き換えられた。上、即ち“空島”を指す指針。だが行き方が判らない。
 ガレオン船のサルベージに来たマシラ海賊団の“永久指針(エターナルポース)”により、ジャヤ島へ上陸した麦わらの海賊団は、嘲りの町モックタウンで、“ハイエナのベラミー”や“黒ひげ”マーシャル・D・ティーチと出会う。(巻之二十四)

 かつて黄金都市があったと言う伝説を持つジャヤ島。その東のはずれ、「うそつきノーランド」の子孫モンブランクリケットから、“突き上げる海流(ノックアップ・ストリーム)”に乗って“積帝雲”を目指せ、とアドバイスされるルフィ達。モンブランクリケットを慕うマシラやショウジョウの協力も得て、積帝雲の中にあるだろう空島を目指す。(巻之二十五)


 ペルが生きてて驚いた巻之二十四。この辺りの記述をアニメで見てて、そうか、『ワンピース』では人殺さないんだな、と思ってたので、後々のエースの死には余計にびっくりしたんでした。
 そして、王下七武海だの世界政府最高権力“五老星”だの、登場人物が一気に増えて覚えられなくなったのもこの辺りから; 今アニメで酷い目にあっているベラミーもここで登場。名前だけなら前々から出ていた黒ひげ、白ひげもこの巻だったのね~。
 強者は強者を知るというか、ゾロとサンジもいいコンビ。「あいつ、まさか」とか「ナメてかかるからだ」とか、行動を察したり解説したりって補完作業がこの二人の間で結構あるんですよね。
 “北の海(ノース・ブルー)”出身者、ってのは色素薄い人が多いのかしら。ニコ・ロビンはいつ“ハナハナの実”を食べたんだったっけ。
 さて、次からいよいよ舞台は空島です。