読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

サイボーグ009 13・14巻  石ノ森章太郎著 秋田文庫

 13巻は<甦る黒い幽霊団(ブラックゴースト)編>として『黄金の三角地帯編』『サルガッソー異次元海編』『アフロディーテ編』収録。
 14巻は<宇宙からの伝言(メッセージ)編>として『コスモ・チャイルド編』『メルヘン星のお花編』『星祭りの夜編』『機々械々編』収録。

 何年に描かれた作品なのか記載がないので定かではないんですが、この『黄金の三角地帯編』が、アニメ『サイボーグ009』第二期スタートにあわせて描かれたものなんでしょうね。『誰がために……』の歌詞も書かれているし。
 同じポーズのジョーを描くことで、各キャラクターの「その時」の行動を描くという手法には、素直におお、と思いました。ただ読み辛かったけど;(←こらこら;)。各編蘊蓄もたっぷりでした。『アフロディーテ編』に関しては、学生時代に培ったフェミニズム精神(笑)がちょっとむくむく頭をもたげかけましたけど(苦笑;)。
 『機々械々編』はこれ確か、平成版の『サイボーグ009』でアニメになっていたような…。平成版独自の設定、004までは旧タイプのサイボーグ、ということを絡めて、004がもの凄くかっこ良かった覚えがあります。そう、平成版は004かっこよかったんだよなぁ(笑)。