『ガンダムUC』10巻目。
ネタばれになってますね、すみません;
≪ユニコーンガンダム≫に導かれた長い旅路の果てに
ついにバナージとミネバは『ラプラスの箱』にたどり着く。
真実を人々に伝えようとする二人の前に、再び立ち塞がる仮面の王・フロンタル。
今、『箱』を巡るすべての因縁に決着の時が訪れようとしていた……。
果たして二人は宇宙世紀を覆う呪縛を振り払い、希望の光を示すことができるのか?
そして可能性の地平の彼方に待つ衝撃の結末とは――!?
新たなる宇宙世紀神話、ここに堂々完結! (裏表紙の紹介文より)
9巻と対になってるんですね、10巻は正面を向いたバナージ君が表紙です。
いよいよ≪箱≫の正体が明らかになりました。…そうですよね、そんなものですよね。大したことでは無かった筈なのに、隠したばっかりに後々厄介なことになって行く典型例。
フル・フロンタルの正体も明かされました。…少しほっとしました。そうか、女性型ばっかり作ってる訳ないものね。ラスト、アンジェラと遭遇した時には「え、また生き残るの!?」(と言うか、「アンジェラ生きてたの!?」ってのもあったんですが・笑)ってはらはらしましたけど、そうではないようで、これも安心。…どうやら私、シャアにはあまり生き残って欲しくないようです(苦笑;)。バナージとの直接対決は本当、ファーストをなぞってましたね。
マーサ・ビストの男嫌い(?)の理由はとうとう明かされませんでした。ちょっと気になってたんですが、アニメでは描かれるのかな。
SFと言うよりファンタジーな展開で、ちょっとついていけないような点も無きにしも非ず。人類の可能性も示されました。これいずれ『ターンA』に繋がって行くんでしょうか。
エピローグの辺りがアニメでどれだけ感動を持って描かれるか楽しみです。もしかしたら前知識なしで見た方が面白がれたかも、とちょっとだけ思いつつ。…いや、見る気満々なんですけどね。