読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

バッカーノ! 1931鈍行編 The Grand Puck Railroad  成田良悟著  メディアワークス電撃文庫  2003年

 デビュー二作目。

 1931年。
 カリフォルニア発シカゴ経由ニューヨーク行大陸横断鉄道特別急行『フライング・プッシーフット』号。
 ジャグジー・スプロットをボスとする不良集団は、貨物列車のとある荷物を盗むために三等客室に乗り込んだ。
 ラッド・ルッソ率いるギャング・ファミリーは、鉄道会社を脅して大金をせしめ、ついでに享楽的に殺人を楽しもうと目論んで二等客車に乗り込んだ。
 グース・パーキンズを中心とする革命テロリスト集団は、先日捕まった指導者、ヒューイ・ラフォレット師の釈放を求めて列車を乗っ取ろうと、一等客車に乗り込んだ。
 アイザックとミリアの泥棒カップルは、ニューヨークの友人に会うため列車に乗り込んだ。
 べリアム上院議員の妻と娘、家族に会いに行く少年チェスワフ・メイエル、灰色の服を身にまとった魔術師のような人物、抜群の運動神経を誇る作業着の女、若い車掌と彼の語る列車にまつわる都市伝説『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』。
 誰もが自分の欲望を満たそうとし、ぶつかり合い、思わぬ事態に殺し合いを始める。線路脇に点々と落ちる死体、謎の殺戮者。どうやらこの列車には錬金術師も乗っているらしい。…

 …ああ、やっぱり登場人物が多すぎて把握できなかった;;
 最初に登場人物の一覧載せてくれないかなぁ、次々死んで行く人がただのチンピラなのか主要人物なのかすら分からなくなって困りました。
 その上「特急編に続く」ですって?? これだけで完結してないじゃん;
 イラストはエナミカツミさん、この絵は好みなんですけど。