読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

バッカーノ! 1931特急編 The Grand Puck Railroad  成田良悟著  メディアワークス電撃文庫  2003年

 『鈍行編』ど同時間軸、別視点で語られるもう一つの真相。
 ネタばれになってるかな、すみません;

 大陸横断鉄道特別急行列車『フライング・プッシーフット』。強盗団やテロリスト集団が一般乗客と乗り合わせ、多くの死者を出した事件。実際に何が起きたのか、その真相が語られる。
 チェスワフ・メイエルは自らが開発した爆薬を売りにニューヨークへ行く予定だった。同胞から虐待された歪んだ想いを見透かされないよう、他の錬金術師を喰うつもりだった。
 作業着の女・レイチェルは情報屋だった。鉄道会社の整備技師だった父親が無実の罪で責任を取らされたのを恨みに思い、以来列車に無賃乗車を続けている。
 若い車掌クレア・スタンフィールドは脅威的な身体能力を持つ殺し屋――別名「葡萄酒(ヴィーノ)」だった。
 チェスワフは白服集団のボス・ラッドに食堂車全員の殺害を依頼し、それを聞いたクレアは車掌として不死身のチェスワフを殺そうとする。レイチェルはクレアが黒服・白服たちを殺す現場を見て、列車の下にしがみついて逃げ回る。ラッドと黒服集団のシャーネの対決現場にクレアは現れ、最終的にシャーネに加勢し、プロポーズする。ラッドはクレアの罠に落ち、婚約者ルーア共々列車から落ちて行く。アイザックとミリアのカップルは捕えられていたチェスワフを見つけ、必死で救い出す。
 一晩かけてニューヨーク ペンシルヴァニア駅へ列車は到着する。刺青の青年をはじめとする乗客たちは、“線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)”から逃げきろうとしていた。…

 しまった、えらく面白かった; 『鈍行編』と一気に読むべきだったなぁ、細かい状況とか登場人物とかもうぼろぼろ忘れてて、「これ誰だっけ」「どう言う状況だったっけ」の連続だったので;; 一応『鈍行編』読み終わってすぐに予約入れたんですけどね、前の人が延滞していたらしく二ヶ月待たされたんですよ;;
 『鈍行編』で訳の分からなかったこと、おいてけぼりだったことがほぼ最初から明らかになる展開。彼らの行動が『鈍行編』と重なって、読者の謎が解けて行く。『鈍行編』と違い、もの凄いスピードでぐんぐん読めました。でもやっぱり「シャーネって誰だっけ」「何でこの人達こんなとこにいるんだっけ」とかあったんですけどね(苦笑;)。
 本当、『鈍行編』と一緒に読めばよかった。…後半がこんなに面白いとは思わなかったよ、見くびっててごめんなさい;