読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

続・終物語(ゾク・オワリモノガタリ) 西尾維新著 講談社 2014年 

 「物語」シリーズ最終巻。
 ネタばれあります、すみません;

 最終話 こよみリバース
 高校卒業式の翌日。朝起きて鏡を覗き込んだ阿良々木暦は、逆さまの世界に迷い込む。逆さまになっているのはそれぞれで、火憐は着物の合わせが逆になっているくらいだが、月火は小さくなっているし、斧乃木余接はパンツルックで表情豊かに暦を罵倒する。
 解決法を探して暦は北白蛇神社へ、そこに祀られていたのは大人の姿の八九寺真宵神原駿河の家へ行けばレイニー・デヴィルに襲われ、ブラック羽川に助けられる。家へ帰れば 同居している老倉育が親し気に懐いてくるし、千石撫子はずけずけとガラが悪い。
 やがて、暦の異変を感じ取った斧乃木余接が自身を見つめ直し、暦の知る余接となって現れる。彼女と共に、こちらの世界のキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを訪い、ブラック羽川に言われた「相棒」を探そうと神原家に乗り込む。不思議な現象が起こるという神原家の風呂場で、暦は臥煙遠江に出会い、「直江津高校」のヒントを貰う。果たしてそこにいたのは、暦の相棒――忍野扇だった。扇はこの世界の真相を語る。この世界は、阿良々木暦が作り出した世界だ、と。余剰なもの、心残りを引っ張り込んで。…

 西尾通信として、「掟上今日子の備忘録 第一話 初めまして、今日子さん」収録。

 え、ハーゲンダッツの直売店、日本にもうないの!? 三宮にあった店が無くなってたのは知ってたけど。(←え、そこ?)
 …と言う訳で思わぬ知識が得られた最終巻。
 鏡の国の登場人物のセリフがずっと鏡文字になっていて、これずっと続いたらどうしよう、と思ってたら途中で正文字(?)になりました。…よかった(笑)。
 最後の最後で臥煙遠江さん登場。本当、特に怖そうな感じではないのですが、専門家たちから恐れられ、交流したくないと思われてる訳ですから、色々裏があるんでしょうね。
 さて、暦は大学生になれたのか。ひたぎに対しての心残りはなかったとのこと、まぁ惚気てますこと(笑)。まぁ、これで一応一区切り! あくまで一応、なのが怖いとこですが。
 『掟上今日子』のシリーズはどうしようかなぁ。