読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

憑物語(ツキモノガタリ) 西尾維新著 講談社BOX 2012年

 『物語』シリーズ。
 ネタばれあります、すみません;

 第体話 よつぎドール
二月十三日。
受験を一か月後に控えた朝、火憐のために沸かした朝風呂を月火と奪い合った阿良々木暦は、自分の姿が鏡に映らなくなっていることに気付く。
暦は忍から、斧乃木余接に相談するようアドバイスを受け、デパートのゲームコーナーへ。何故かUFOキャッチャー筐体の中にいた余接を通じて影縫余弦から、暦の身体が限りなく吸血鬼に近付いていることを告げられた。
これ以上吸血鬼の力に頼らないよう忠告されたその日の夜、神原駿河と火憐、月火が誘拐されてしまった。
犯人は手折正弦人形使い。神原家に残された千羽鶴の犯行予告状に従って、暦は斧乃木余弦と共に北白蛇神社に向かう。手折正弦は暦に対し、まるで何者かにキャスティングされているかのようだと疑問を口にした後、忍野を探せとの言葉を残して余弦に殺される。それこそ、木っ端微塵に。…


 冒頭、お風呂でのあれこれが延々続いた時にはデジャヴかと思いましたよ。…いや、以前火憐と延々と歯磨きしてたのもあったので(苦笑;)。
 手折正弦、出て来ていきなり退場です。色々残した謎の言葉、謎の設定。臥煙伊豆湖影縫余弦との関係は、正弦の能力と言うかもよく分からないままですし。
 次巻に続きます。