読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

映画『刀剣乱舞』応援上映に行って来ました。

刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率いて歴史を守るために戦うシミュレーションゲームをモチーフにした歴史アクション。歴史の改変を目論む歴史修正主義者の野望を打ち砕くため、戦国時代へ送られた“刀剣男士”の戦いが描かれる。

天正十年六月二日、京の本能寺。明智光秀織田信長山本耕史)を襲撃した“本能寺の変”に、時間遡行軍による歴史改変の魔の手が迫っていた。“燃える本能寺から信長を逃がして歴史を変える”というその計画を、刀剣男士たちは間一髪で阻止。ところが、無事任務を終えて帰還した彼らに届いたのは、“織田信長生存”の報だった。
織田信長を暗殺して歴史を本来の姿に戻すため、再び過去へと出陣する刀剣男士たち。なぜ信長は生き延びたのか?事件の裏に見え隠れする怪しい影、そして、立て続けに歴史介入してくる時間遡行軍。三日月宗近(鈴木拡樹)は、彼らの本当の狙いに気付くが……。
正しい歴史とは何か。“守るべきもの”を守る戦いが今、始まる!       (紹介文より)


 『刀剣乱舞』は「そんなゲームがある」レベルの知識しかありません。
 なのに『コードギアス 復活のルルーシュ』を見た帰り、勢いで見てきてしまいました。何の予備知識もなくいきなり応援上映ですよ、でもこのくらい付加価値ついた方が楽しいかな、ってのもありまして。
 ちなみに一緒に行った友人はゲームもやっていますし、映画もこれまでで3回の鑑賞していたそうな。週替わりの「映画泥棒」映像やストーリーの伏線確認がしたかったとかで。彼女に「あれは擬人化じゃなくて付喪神なんだよ」「だから自分達を使えるんだよ」等々、レクチャーを受けつつ、いざ出陣です。
 西宮TOHOで参加しました。

 …成程、面白かった。
 これ、脚本大変だっただろうなぁ。さすが小林靖子女史。
 どの刀がどの段階で、誰の手に渡っていたか、誰から下賜されていたか、把握した上での展開。マニアが多いと思われるこの世界、引き受けるだけで勇気が要っただろうに。回収されて行く伏線、大好物ですとも(笑)。
 映像的には、今流行りなのかな、微妙にカメラがぶれるような映し方する所がちょっと多くて、それは個人的にうう、とは思ったんですが(何しろ私、ドラクエの7で酔ったくらい三半規管が弱いので)、それぞれの役者さんの見せ場も存分にあって、なるほど、こりゃファンも満足するわ、と思いました。敵の切っ先を紙一重でするり、するりと躱すあたりでは会場から歓声が上がってましたからね。

 そう、応援上映なんですよ。サイリウムも団扇もありなんですよ。(私持ってなかったけど)
 短パンの刀剣男子が映る度「脚~!」「脚~!」(薬研というらしい)、秀吉がばたばたと手足をばたつかせるシーンで「…あ、天下見えちゃった」、本丸に帰る度に「おかえり~!」etc.etc.の掛け声。
 でも私が一番笑ったのは私の隣の審神者のお嬢さんの呟き、秀吉に手紙を持ってきた密使に対して「どう見ても怪しい奴やん」。…それな!!!としか言いようがない(笑)。よく声通ってましたね~。
 友人は、伏線箇所で上がる悲鳴に、私へのネタばれになる、と内心気にしてたようで。私は注意喚起、くらいの意識で見てましたね。
 最終的には私も、スタッフロールが上がる辺りで「靖子さ~ん!!」と声かけてました(笑)。
 
 映画のハシゴなんて本当久々(笑)。審神者の皆さん、とても嬉しそうにしてらっしゃったのが印象的でした。
 友人には帰り道に『シンケンジャー』をお勧めされました。…でもなぁ、一年分見る時間はなかなか取りにくいんだよなあ、後半10分戦闘シーンを飛ばすにしてもさ。
 いやでも「靖子税」、払う価値ありました(笑)。