読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第50話見ました。

 「何故だ、何故まだ抗う
  無駄な足掻きだ
  こんな無意味な闘いにどんな大義があるというのだ」

 …降伏を受け入れなかったのはそっちじゃん。何時の間にか、でもようやく掌に溢れていたものを、闘わなきゃ残せないような状況にしたのは。

 三日月、やっぱり死んじゃったかぁ。昭弘まで。いや、殿軍の他の面々が、よくも生き残れたものだわ、って感もあるんですが。
 せめてイオク道連れにしなきゃ溜飲は下りないですよね、ラスタル・エリオンはいい所総取りした感じだもの。せめて地味~に不幸な晩年を送ってほしいものです、痛風や糖尿に悩まされて好きな物食べられないとか、あれだけ敬愛されてたジュリエッタに愛想尽かされて孤独死するとか(苦笑;)。
 それぞれのその後が描かれたエピローグ、アルミリアには触れられませんでしたね。あくまでマクギリスの妻だと名乗っていた彼女、彼女も幸せになってほしい一人なんですけど。

 実は、ヤマギの描かれ方が私にとっては衝撃的な作品でした。
 私は元々、オタク度は高いんですが腐女子度は低くてですね、自分からカップリングを見出すとかのセンスがとにかくない。ただ、他の人の主張を見て、それに納得すれば(よしながふみさん曰く「学説」というヤツですね・笑)そういう目で見ることは可能、というレベルです。
 ただ、このごろの作品はそれをやたら煽るというか仄めかすというような場面も多々あって、そういう表現に当たると「またやってるなぁ」と冷めてしまう。いや、でも『ユーリ!!! on ICE』は受け入れましたけどね、もうあれだけ突き抜けちゃったらいいや、だって面白かったもの、って。ハグでもチューでも指輪交換でもしてくれ、「おめでとう~!!」って祝福するよ、って(苦笑;)。
 で、『オルフェンズ』です。「また煽って」と斜に構えて見ていました。そしたら45話、ヤマギとシノのあの場面です。本気で動揺しました。
 あれ、製作者側が、群像劇の一端として、あの恋情を真摯に描こうとしていたのだとしたら。
 数々の伏線を歪んだ目で見ていたのは、こちらじゃないか。
 …猛省しました。
 いやでもやっぱり『青の祓魔師』なんかは「煽ってるなぁ」って見ちゃうんですけどね(苦笑;)。

 さて、MBS製作のアニメ、夕方枠の放送はこれで終わりだとか。由緒正しい、子供がリアルタイムでちゃんと見られる時間からの撤退は残念な限り、…『アルスラーン戦記』とかどうするのかなぁ。
 『僕のヒーローアカデミア』が読売TVに移ったのはある意味納得ですね、これが円満譲渡だとしたら、次のMBSアニメフェス開催時には、『名探偵コナン』とかシークレットゲストで出てきてくれないかしら、とこっそり妄想しています(笑)。