読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

MBSアニメフェス2017 ライブビューイングに行って来ました。

 10月7日、MBSアニメフェス2017のライブビューイングに行ってきました。MBS毎日放送で放送されたアニメの中から幾つか、生アフレコがあったり主題歌のライブがあったりの大阪城ホールでの様子を、全国の映画館に配信したもの。私は西宮TOHOで鑑賞、今回は友人まいさんと一緒です。まいさん、誘いに乗ってくれてありがとう♪

 いやもう、待ちに待ってたイベント、早々にHP見に行ったら、何時の間にやら携帯電話なりスマホがないとチケットも購入できないシステムに…! 一般販売まで待ったら何とかコンビニでチケット買えましたが、何でパソコンでの購入は駄目なの?? 席は一番前のど真ん中、どうやら前回より狭い会場だったようで、…そりゃ早々に満席になる筈だわ; 生きにくい世の中になっていくなぁ;;

 会場に入ってしばらくすると、画面に大坂城ホールの様子が映し出されました。歴代アニメの主題歌がBGMで流れている様子、やがて『ハイキュー!!』の月島と山口による開演前の注意事項が流れました。前回参加できなかったツッキーがまぁ拗ねること(笑)、「上には上があるっていうのにMBSは何考えてるんだ!?」への山口の答えが「そんなの、アニメが好きだからに決まってるじゃないか!」。会場からは笑いと拍手、よくもまぁあの名場面をうまく利用したものですよ。
 その月島の「おじさん」との呼びかけに『TIGER & BUNNY』の虎徹が応じ、会場中で「ぼちぼちでんな~」の大唱和が数回繰り返された後、いよいよカウントダウン。
 歴代アニメとその放送された年数が紹介され、アニメフェスはLinked Horizon『進撃の巨人』のオープニングテーマ「紅蓮の弓矢」から始まりました。

 今回、出演予定の方の情報が極端に少なくてですね、特にアーチストに至っては一組も発表なし。でも、『進撃の巨人』がある以上、Linked Horizonの出演はあるだろう、と思ってましたよ。一曲終わった所で退場、あれ、これだけ?と思ってたら舞台に紗幕がかかり、浮かび上がって来たのは全身黒尽くめの梶裕貴さん。朗読劇の始まりです。
 今までの粗筋が紹介された後、ミカサ役の石川由依さんも黒のワンピース、渋い色合いの赤い花の髪飾りで装っての登場、ミカサの心情を語ります。そしてシークレットゲスト、細谷佳正さんが紗幕の向こうから登場。ええ、『進撃の巨人』第二期ですもの、細谷さん来ると思ってましたよ、沸き上がる歓声に嬉しそうに笑ってらっしゃいましたね(笑)。
 「俺が鎧の巨人で…」から「裏切者!!」への名シーン、ライナーの兵士と戦士の間で揺れ動くモノローグ。エレンの目の前でエルヴィン隊長の腕がちぎれ、ハンネスが喰われ、巨人になれないエレン(梶さん、実際に親指の付け根部分を噛んでアテレコしてらっしゃいましたね)の咆哮が響き渡ります。「何もできない、何も変わっちゃいない」と嘆くエレンに話しかけるミカサ、そして座標軸の移動。…ド迫力。
 しん、と静まり返った会場に再びLinked Horizonが登場、でもそれが場違いに思えるほどの緊張感。演奏が始まればそんなことはなかったんですけどね、今度はダンサー従えての「心臓を捧げよ!」で『進撃の巨人』パートは終了しました。

 続いては『青の祓魔師エクソシスト) 京都不浄王篇』。岡本信彦さん演じる奥村燐と、福山潤さん演じる奥村雪男兄弟の、あれは朗読劇と言っていいのかしら、いやぁとにかく、右へ左へと動く動く(笑)。カメラもお二人を追ってくれるんですが、かえってそれが状況把握しにくくしてる感じすらありましたね(苦笑;)。
 メフィストからMBSアニメフェスのグッズを買ってくる、という任務を仰せつかった二人(燐曰く「おつかいじゃん」 雪男「…任務だ」)、京都から大阪へ。子猫丸から的確なアドバイスも貰いつつ(実際に梶さん吹き込んでた)、寄り道&買い食いしまくる燐。串カツやらイカ焼きやらリクローおじさんのチーズケーキやら、「おあがりよ!」。…あれ?(笑)。梅田の地下が迷宮のようだと聞いて(目の前にあるヨドバシカメラに行けないから橋が架かった、って関西以外の観覧者は笑えたのか?)、「魔神(ジン)倒して金属器貰うんだろ!?」。…番組が違います!(笑) 「だって中の人が…」と言い募る燐(岡本さん)に対し、「中の人などいない!」と手で銃の形を作って銀の弾を撃つ雪男(福山さん)。福山さんが「巨人族」の台詞を噛んでしまって、「貯金族」と聞こえた一幕も。大切なとこだったのに!(笑)。いやでもとにかく楽しそうでした。
 後半は本編に戻り、不浄王編のダイジェストと燐が覚醒する生アフレコ。雪男の心情も語られました。

 MBS元アナウンサーの鈴木健太氏の司会で(いつの間にやらアナウンサーじゃなくなっていたのね)、『進撃の巨人』『青の祓魔師』キャストの皆さん再登壇。細谷さんの復帰を祝いながら喉を気遣う梶さん、「ミカサの女の子の部分を出せて嬉しかった」と語る石川さん、細谷さんは舞台演出に感激してらっしゃいました。
 岡本さん、福山さんは「梶君、いじってごめんね~」(笑)。仲いいなぁ。

 『おおきく振りかぶって』での登壇は三橋廉役の代永翼さんと阿部隆也役の中村悠一さんのお二人で、演じられたのは地方大会一回戦(多分)。過去の経緯や思惑も交えつつ、9回裏の追い詰められた場面。みんなが声をかけられて、自分が認められている、と自覚した三橋。代永さん演じながら感極まって泣いてしまったそうで、「結構大写しになってるからどうしようと思った」とか(笑)。カメラアングルも横から、斜め上からと凝ってましたね(その分裏方さんが映り込んでたりもしたんですがそこはご愛敬(笑))、舞台がまるでマウンドのような作りになってたんですが、あれは映像が投影されてたのかな、『青エク』の朗読劇みたいに後ろのスクリーンに映し出されてる感じではなくて、プロジェクションマッピング的なものだったのかなぁ、どんな手法だったんだろうと思ったり。
 中村さんは、何しろ放送から10年も経っていることを気にしてらっしゃって、「他の面々を演じてた諸先輩方が、今の自分より若いんですよ」。細谷さんが審判を演じてらっしゃったり、岡本さんがガヤで参加されたりしてたそうで、アフレコが終わった後、主題歌が流れる中観客席に打ち出されたサインボールに、「細谷君と岡本君の分があります」。愛されてるなぁ、この作品。

 サプライズでFLOW登場、演奏されたのは『コードギアス 反逆のルルーシュ』から「COLORS」、『交響詩篇エウレカセブン』の「DAYS」の2曲。アニメしばりのライブをやる、ライブビューイングもある、との告知も。楽しかった、楽しかったんだけど、『おおきく振りかぶって』のアーチストさんは出ないのね~、とかちょっと思ってしまいました。そりゃいきものがかりは無理かもしれないけど。(←おいおい)

 ライブの後、中空に青いレーザーで錬成陣が描かれました。聞き覚えのあるBGM、これハガレンだよね、もしかして、と思ってたらシークレットゲスト第二弾、朴璐美さんと釘宮理恵さん登場。会場からは割れんばかりの拍手と歓声、そりゃそうでしょうよ。
 「もってかれた――――!」の名シーン、ニーナの衝撃的なエピソードと、傷の男スカーからの襲撃。リハビリを終えて、互いの誤解を解く『鋼の錬金術師』前半部分の名場面の再現に、朴さんも釘宮さんも叫ぶ叫ぶ、いやもう圧巻。最後は朴さんと釘宮さん、仲良く手を繋いで退場されました。

 トークコーナーとして今度は『おお振り』と『ハガレン』キャスト4人が揃っての再登場、まぁ朴さんが自由で。中村さんにオフレコで話しかけて、「僕ヘッドセットのマイクなので相槌うてませんから」と突っ込まれたり、釘宮さんにしきりに「怒ってる?」と話しかけて、釘宮さん「怒ってません」って遣り取りを繰り広げたり(笑)。朴さんもアフレコしながら涙と鼻水がだーだー出てしまったそうで、「こっそり台本になすりつけました」。
 「その手で(釘宮さんと)手をつなぎました」「ちょっと待って下さい、僕たちにも触りましたよね!?」「裏でハグしたよね~、大丈夫、台本で拭いたから」。許されるんだよなぁ、朴さん(笑)。
 お二人はハガレンの原画展にも行かれたそうで、その迫力に圧倒されたとか。実写映画についても言及されてらっしゃいました。

 『黒子のバスケ』は黒子役小野賢章さんのナレーションから。設定状況説明の後、シークレット第三弾、黄瀬役の木村良平さん、首に黄色いバンダナを巻いて登場。歓声にきょろきょろしてらっしゃいましたね(笑)。
 黒子と黄瀬の対決の後(黄瀬の「黒子っちください」の台詞に会場から微かな悲鳴。…腐女子がいるなぁ(笑))、今度は青峰役諏訪部順一さん登場。青いハットは青峰のカラーですよね、黒いジャケットの胸には青峰のキャラバッチ(多分)がこっそり覗いてましたよ、本当、サービス精神旺盛な人だ(髪はまだ白いままだった)。
 黄瀬と青峰の対決、黒子と青峰の対決。ああそう、こういう展開だったんだよなぁ、盛り上がったんだよなぁ。そしてGRANRODEOサプライズ登場。歌ったのは1期のオープニング「Can Do」と劇場版の主題歌「Glorious days」。ボーカルの谷山紀章さん、「『黒子のバスケ』では7曲も唄わせて貰って」。ええ、何なら全部歌って下さってよかったんですよ、ついでに言うと小野賢章さんも一緒にオープニング歌うかと思ってた。ほら、前回豊永さんOKAMOTO’Sと歌ったから。
 声優としては『進撃の巨人』にも『黒子のバスケ』にも『おおきく振りかぶって』にも関わってた谷山さん、「何故か声優枠では呼ばれなくて」とちょっと愚痴った感じ(笑)、トークコーナーだけでも参加して下さったらよかったのにね。

 で、『七つの大罪』です。エリザベス役 雨宮天さんの朗読から始まって、今度は白い衣装で梶裕貴さん再登場。メリオダスとエリザベス、バンとの掛け合いの後、ディアンヌ悠木碧さんが文字通り奈落からせり上がって来ました。
 裏のモニターで、細谷さんが沸き上がる歓声に「にやにやしてる」のを見ていた悠木さん、自分はにやにやしないようにしよう、と思ってたのにやっぱり頬が緩んでしまったそう。シークレットゲストの皆さん、どうも不安だったようですね、歓迎されない筈ないのに。
 キング役の福山潤さんも衣装を変えて再登場、まさかの「巨人族」の台詞被りも。後々福山さん、「何の罰ゲームだろうと思いました」。こんなこともあるんですね~(笑)。で、FLOW×GRANRODEO再登場、歌ったのはエンディング曲「SEVEN」。ツアーの告知もされてました。

 パンフレットの紹介をする鈴木元アナ、表紙裏表紙がシークレットゲストのネタばれになっていたそうで、あ、そしたらもうサプライズないんだ、とちょっと寂しく思ったり。
 『黒バス』と『七つの大罪』の声優さんたちが並ぶ中、木村さんが「僕のインスタ見た人います?」。シークレットの立場も忘れて、昨日「大阪で飲んでます」的な写真を上げたらしく、「諏訪部さんに本気で怒られました」。梶さんにも「それ絶対やっちゃダメなやつですよね!?」と詰められてらっしゃいました(笑)。
 諏訪部さん「正直、諏訪部来るだろうな~、と思った人~?」「思うよね~、クリアファイル見たらそう思うよね~?」。どうやら会場では黒子と黄瀬、青峰の3ショットのクリアファイルが販売されていたようで。いやでも、私キセキの世代全員来るかな、と期待してましたよ、というかてっきり火神役の小野友樹さんはいらっしゃると思ってたんですけど。「青峰を演じるのは最後かも」の言葉に「え~~!?」の声が観客席から上がり、「寂しいよね~?」。…本当、上手いなぁ。
 緊張で震えた、梶さん早く出て来て、と思ったと雨宮さん、小野さんが「わかる!」。「僕も 木村さん早く出て来て、と思った」。本編で何度も言い直した台詞「きわだたせる」を生で言わなきゃいけないプレッシャーが半端なかったそうで、雨宮さんの台本を持つ手が震えてたのを、小野さんが笑って見てたと暴露されてらっしゃいました。
 『七つの大罪』新シリーズの来年一月からの放送開始、に会場から歓声、でもスクリーンに映し出された情報にざわつく一面も。だって、土曜日朝6時半…?? 諏訪部さん「ずっと起きてれば30時30分ですね」。いや、そうだけど!(苦笑;)

 皆さんの退場後、妙にノイズの入るエンドロールが流れ、いやでもこれではまだ終わらないよね、だって前回は出演者揃い踏みのご挨拶が最後にあったもの、と思ってたら、いきなり見覚えのある明朝体で「レジェンドアーティスト襲来」。高橋洋子さんの登場です。
 男性ダンサー二人を引き連れての「残酷な天使のテーゼ」、大阪に来るのは22年ぶりなのだとか。…大阪でイベントなりライブなりってなかったの?? 続いて「TENSIONS―welcome to the stage」、ティンパニが鳴り響くエヴァのあまりにも有名なBGMに歌詞が付いたもの。これは私知らなかったのですが、凄くよかった! 実力があるって凄いな、としみじみ思ってしまった。

 再度のエンドロール、それも終わってMBSから観客に向けたメッセージが女性の声でアナウンスされ始めました。「2002年『ガンダムSEED』から始まった~」そしたら途中から、ぶつぶつと一緒にメッセージを読み上げる男性の声が重なり、何だ何だ、と思ってたらいきなりT.M.Revolution登場。「俺から始まったんだから俺が終わらせる!」の名台詞(笑)、「INVOKE-インヴォーク-」「SWORD SUMMIT」大熱唱。むき出しの腕の太さにも驚きましたが、この人胸の谷間があるよ、と思ったことはちょっと内緒です(苦笑;)。

 出演声優さんみんな揃ってのエンディング、細谷さんだけはもう帰られたとかで、梶さんが手紙を代読されました。どセンターの朴さんの座長感が半端ない中、諏訪部さん「僕が最年長で、…いや違うか」 朴さん「2か月だけでしょう!?」からかわれてらっしゃいましたし、木村さんは『おおきく振りかぶって』が気になったご様子、「西広いるじゃん、と思って」。これには福山さんも「泉もいた」、梶さん「僕も阿部舜って弟役で出てた」と続々。本当、この作品愛されてるなぁ。
 岡本さん「『青エク』は原作も続いてますし」と続編を望み、最後に梶さんは「MBS作品では『マギ』が…」。そう、連載が最終回迎えるんですよね、このタイミングで発表がない、ってことは続編は望み薄なのかなぁ、『シンドバッドの冒険』までやったのに。でも会場からは歓声が上がってましたね。

 何しろ記憶だけに頼って書いた記事です、大体こんな感じだった、ということで細かい描写違い、台詞違いはお許し下さい;
 今回、何しろライブビューイングの一番前の席だったので、映画館での観客の反応が掴み辛く;;
 いや、私自身は凄く楽しかったんですけどね、何しろ今回取り上げられた作品はみんな見てましたし。(←どれだけ、って感じだよ;)
 来年もやってくれないかなぁ。楽しい時間をありがとうございました。