読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

超情報化社会におけるサバイバル戦術 「いいひと」戦略 岡田斗司夫著 マガジンハウス 2012年

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実は「いいひと」です。

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。
ネット時代である現代のリスク管理です。
いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。

では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう?

本書を読み終わるころには、
きっとあなたも「いいひと」戦略の有利さに気づいて、
誰彼かまわず教えてあげたくなっているはずです。
だって、それが「長期的にみたら、あなたの利益を最大化する方法」なんだから、
では、冒険をはじめましょう!
                              内容(「BOOK」データベースより)

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。ネット時代である現代のリスク管理です。いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう? すべて本書の中で回答しています。     …だそうで。


 具体的には、イヤな人になる努力をやめること。即ち (A)欠点を探す (B) 改善点を見つけて提案する (C) 陰で言う (D) 悪口で盛り上がる (E) 悲観的・否定的になる (F) 面白い人、頭の良い人、気の合う人だけで集まる ことを止める、と。
 積極的にする方法としては、(1)フォローする (2)共感する (3)褒める (4)手伝う、助ける、応援する (5)教える (6)マネー経済から抜け出す …とのこと。

 
 戦略として意図的に、ではありませんが、いくつかはもう実践していました。
 人の欠点を見ないようにする(私は基本的に鈍いので気が付かないだけのことも多いのですが)のは、何時の頃からか、ひとの欠点を気にするのがしんどくなったから。言葉の裏、真意を探るのも苦手です。建前をそのまま信じることに行き着きました。
 陰口悪口を言わないのはもっと単純で、自分がされたら嫌だから。それにそれをしている人を見ると、例え自分のことを言われているのではなくても、その人を信用できなくなるから。
 ただ、女性独特の世界だからなのかしら、これを貫いていると一線引かれるんだよなぁ。「ノリが悪い」ってことなんでしょうね。悲観的、否定的なことは言ってるなぁ(苦笑;)。褒めよう、とは思ってるんですけどね。
 私はできるだけ「品がある」行動をしよう、と言うのを目標にしています。「上品」までいかなくていいから(と言うより無理だから・笑)、「品のある」言動、振る舞い。冗談を言うにしても「品が無い」レベルで止めたい、「下品」まで行きたくない。
 と言う訳で、自分がした「いいこと」を公表する、というのは抵抗があるかも(苦笑;)。というか、凄くテクニック要りますよね、これ。
 行動力のない私としては、全て実践するのは難しいかなぁ。で、マネー経済を抜け出せるのは一握りの人だけのような気がします。それまでの設備投資(ネット環境を整えるとか)には最低限お金が必要だしなぁ。