読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ちはやふる 四~六巻 末次由紀著 講談社コミックス

都大会決勝トーナメント、最終決戦で北央高校に勝ち抜き、全国大会への切符を手に入れた千早たち。滋賀の近江神宮へ着いたものの、千早は体調を崩してしまう。熱に浮かされる彼女を看病したのは、新だった。

翌日の個人戦、千早はクイーンの若宮詩暢と対戦。圧倒的な速さ、正確さに完敗する。真島太一はB級の決勝まで進み、だが準優勝に終わる。

初の公式戦、千早は自身の耳の良さ、それに頼りすぎるが故のお手つきの多さを改めて欠点として自覚する。

千早は一回戦負けしたが、B級決勝に肉まんくんこと西田と太一が、D級決勝に机くんこと駒野とかなちゃんが対戦。机くん、かなちゃんそれぞれの弱点を乗り越える様を目撃した千早。また、太一の頭脳を駆使した戦いも見守る。

次の試合は吉野会大会。定期テスト直前と言うことで参加するのは太一だけ。太一はそこで、再びかるたを始めた新と出会う。…

 

 近江神宮にて引率の先生の台詞

「型とか形式とか面倒だと思うかもしれませんが 神様が心が広いとは限りません」

「願い事は礼儀正しく差し出しなさい」

に妙に納得してしまいました。…そう、古今東西、神様結構勝手なんだよ…。

 競技かるたと一口に言っても、本当、色々なタイプ、戦い方があるんですね。天性の耳の良さに頼りがちな千早、意味合いや時代背景、人物関係まで頭に入ってるかなちゃん、戦略を考える机くんにずば抜けた記憶力を武器にする太一。…かなちゃんの人気があるの分かるなぁ。

 さて、太一はA級に進級できるのか。

 次巻に続きます。