読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

黒子のバスケ 22~25巻 藤巻忠俊著 集英社ジャンプコミックス

 やっぱりまいさんにお借りしました、まいさんいつもありがとう♪

 誠凛高校対海常高校、黄瀬は足を痛めて交代。勢いに乗る誠凛だが、その士気を挫くように、海常主将 笠松は黒子の幻影の(ファントム)シュートを見破り、ブロックする。
 それでもじわじわ広がる点差、残り4分で15点を追い掛ける海常は、エース黄瀬を再び投入、追い上げにかかる。(22巻)

 黄瀬の完全無欠な模倣(パーフェクトコピー)により、海常はとうとう逆転。会場の雰囲気まで味方につける。黒子は黄瀬の行動を分析し、狙った行動に追い込むことで一発逆転を図る。
 赤司率いる洛山との対戦を前に、黒子は過去を語り始める。(23巻)

 中学時代、赤司のアドバイスを元に、視線誘導(ミスディレクション)を会得してパスに特化した選手に成長した黒子。赤司の肝入りでレギュラー入りを果たし、「キセキの世代」の黄金時代が始まった。だがそのあまりな強さが、選手間の不和を呼び始める。(24巻)

 監督が繋ぐかと思われた綻びは、その監督の突然の退任とキセキの世代の話題性によって、決定的な亀裂となった。赤司の覚醒も拍車をかけ、試合相手をもてあそぶような試合運びは黒子を絶望させる。(25巻)…


 理不尽極まる騒動も一段落ついた『黒子のバスケ』。

 「このチームで努力し貢献してきた そのことに対する敬意を持て」
 「チームを勝たせるのがエースの仕事だ」「けど負けた時の責任まで負うな」「それは主将の仕事だ」「お前(エース)は前だけ見てりゃいい」
 
 …海常高校主将、かっこえー。今時会社の上司でもこんなことを言ってくれる人はなかなかいないよ。
 その海常に勝って顔がゆるみっぱなしだった黒子が、帝光中学バスケ部の栄光と崩壊の軌跡を語り始めます。
 さて、洛山高校との試合はどうなるのか、黒子の幻影の(ファントム)シュートは止められてしまいましたし。次巻に続きます。