読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

のだめカンタービレ ♯16~20 二ノ宮知子著 講談社コミックスKiss

 千秋の奮闘でマルレ新生!? いよいよ初公演!
 常任指揮者としてマルレ・オケの大改革に挑む千秋。しかし、ヤル気満々新団員と、ヤル気なし団員との実力の差は歴然! 暗雲たちこめるオケに千秋は光を呼びこめるのか?
 のだめは順調に新学期を迎えるが、その陰にはライバルが!? (♯16)

 音楽に没頭するあまり、すれ違うのだめと千秋は!?
 大成功で幕を閉じた千秋の常任指揮者デビュー公演。その演奏を聴いたのだめは、音楽に真剣に向き合う。次回公演に向け、音楽に集中できる環境を求めた千秋は、アパルトマンから姿を消した。
 そして真価が問われる第2回公演で、千秋は……!? (♯17)

 千秋がのだめと別居! 互いの音楽を見つめるため、パリ市内中距離恋愛開幕。
 音楽に没頭するため、千秋がアパルトマンを出ることを決意。のだめもサロン・コンサートが決まり猛特訓をはじめる。
 離れて暮らすふたりは、この先どんな音楽を奏でていくのか!?
 また、Ruiやフランクたちもそれぞれの道で迷っていたが……? (♯18)

 もっと高くもっと遠くまで――。舞台はパリ、コンクール開幕!!
 おじゃま虫カップル付きでウィーンを訪れたのだめと千秋は、留学中の清良と再会。コンクール出場を決めていた清良の迷いとは……?
 パリでも、ターニャとユンロンがコンクールに向けて猛練習中。それぞれは希望と迷いの中で揺れながら未来へと走り始める。
 そして、一番星を背負って、あの男がパリの地に立つ!! (♯19)

 ターニャの健闘、清良の快進撃。コンクールを見守るのだめは……?
 カントナ国際コンクール2次予選。清良は順調な演奏で本選出場を決めるも、がけっぷちのターニャは実力を発揮できるのか!?
 一方、コンクールを見守っていたのだめは運命の曲と出会う。
 「いつか先輩と演奏したい!」
 ラヴェルの協奏曲が宝物になったのだめを、残酷な偶然が待ちうけていた……? (♯20)
                                       (裏表紙の紹介文より)

 
 …マルレ・オケの新団員、長髪自己陶酔型バイオリニストが、かつてフィギュアスケートの選手だったキャンデローロさんにかぶって見える今日この頃。(一体何人にぴんとくると言うんだ;)。
 千秋とその父親の確執も描かれた16・17巻。何故かお父さんも指揮者だと思い込んでいた…; ピアニストだったのね~。
 感性ののだめ、技術のRui。理論武装の苦手なのだめはとにかく沢山の課題をこなして、Ruiは感性を磨きます。Ruiはのだめから多くを得たようですが、のだめは相変わらず我が道を行く様子。千秋がアナリセを手伝ってますが、これを音楽から読みとる、って凄いなぁ。そしたら一人の音楽家について初期の作品から順々に聴いて行った方がいい、ってことかしら。…気が遠くなりそう;
 清良や峰、懐かしい顔も再登場。黒木君は受験生にいいように使い走りさせられてるし;; でもユンロンのように、演奏家の道を諦める人も出て来ました。厳しい世界です。
 そうそう、<ウィリアム・テル>序曲は分かったぞ~!(笑)