どん底だった、あのころのこと。「貧乏」は、札束ほどにリアルだった。
「働く」はもっと、「しあわせ」につながっていい。
だから、歩いていこう。自分の根っこを忘れないために。大切な人が、心から笑ってくれるように。
切れば血が出る、読めば肉となるサイバラの物語へ、ようこそ。
(帯文より)
「働く」はもっと、「しあわせ」につながっていい。
だから、歩いていこう。自分の根っこを忘れないために。大切な人が、心から笑ってくれるように。
切れば血が出る、読めば肉となるサイバラの物語へ、ようこそ。
(帯文より)
第1章 どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。
第2章 自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。
第3章 ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。
第4章 自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。
第5章 外に出て行くこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。
第2章 自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。
第3章 ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。
第4章 自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。
第5章 外に出て行くこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。
サイバラさんには敵わない。いや、元々張り合おうとか言う気はさらさらないんだけど、説得力が半端ない。
読みながら連想したのは、何故か漫画『ハチミツとクローバー』でした。西原さん出身の武蔵美大が舞台のモデルになってるからかな、あとあの漫画も結構「おカネ」についての記述があったし。真山が「自分が貯金する理由」として語ったことにはきゅんとしたし、はぐちゃんが怪我した後、竹本くんがリハビリに付き添いたい気持ちを整理するくだりなんか、冷静でその分切なかったのを覚えています。
「お金で幸せは買えない」のは本当かもしれないけれど、幸せを維持するのに、お金はかなり有効な手段なんだろう。
で、最後には泣かせるんだもんなぁ。ずるいなぁ(苦笑;)。
読みながら連想したのは、何故か漫画『ハチミツとクローバー』でした。西原さん出身の武蔵美大が舞台のモデルになってるからかな、あとあの漫画も結構「おカネ」についての記述があったし。真山が「自分が貯金する理由」として語ったことにはきゅんとしたし、はぐちゃんが怪我した後、竹本くんがリハビリに付き添いたい気持ちを整理するくだりなんか、冷静でその分切なかったのを覚えています。
「お金で幸せは買えない」のは本当かもしれないけれど、幸せを維持するのに、お金はかなり有効な手段なんだろう。
で、最後には泣かせるんだもんなぁ。ずるいなぁ(苦笑;)。