エースをねらえ！ ９～11巻 山本鈴美香著 中公文庫コミック版

　アメリカ遠征中、宗方コーチの死を知る藤堂たち。ひろみは何も知らないままアメリカで快進撃を続け、準優勝を遂げる。
　帰国してひろみはコーチの死を知り、打ちのめされる。テニスもできなくなったひろみを、宗方のかつてのダブルスパートナー桂大悟が立ち直らせる。
　高校卒業後、テニス普及のため全国をまわるひろみ。彼女が神経を張りつめたままでいることを、藤堂は感じていながらどうすることもできずにいた。…

　…どうしよう、私、目が腐ってきたかも…；　宗方さんと桂コーチの関係が怪しく見えてしまったわ；（苦笑；）。
　何しろ絵が変わっていて驚きました。思わずネットで検索して、第一部と第二部の間が三年あいていたことを知りました。…そりゃ変わるわ。と言うか、三年も経ってからまた続きを描く気になったのも凄い。
　登場人物の皆さんのニット着用率高いこと！　表紙折り返しの著者紹介に「料理・編み物はプロ級の腕前」とあるのを読んで、ああ、この頃から凝り始めたのかな、と思ったり。凝った模様のセーターとか着てるんですよね～。
　アニメとは大分内容が違うんですね。私が見たことあるのは、確か藤堂さん、プロに挑戦してたと思うんですが。尾崎先輩の妹とか、宗方コーチに似ている後輩・神谷裕介とか全然覚えがない。みんなからの愛情を受けたひろみが、今度は後輩を育てて行くんでしょうか。