読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

NANA―ナナ― 3~5巻  矢沢あい著  りぼんマスコットコミックス クッキー

 ナナのバンド「ブラスト」にはベースとしてシンが加わりドラムのヤスが上京し、奈々側としては恋人の章司の前に幸子が現れた第3巻。
 4巻で奈々は章司と別れ、落ち込む奈々の前でブラストは東京初ライブ成功、奈々の元にはトラネスのコンサートチケットが。ナナと奈々、二人で奈々の地元で行われるトラネスのライブへ行って、ナナとレンの寄りが戻るのが第5巻。その流れで奈々はトラネスのベース・タクミと知り合い、一夜を共にする。

 …う~ん、やっぱり写真処理の背景と描かれている人物との違和感が気になる;
 奈々のいい加減な面、欲望に流され易い面がますます見えて来ますね(苦笑;)。身につまされると言うよりも、「学習能力ないんかい!」と思わず本に向かって突っ込みいれたくなるような…。前にも書きましたが、奈々みたいな女の子が新入社員として来たら、どうしようとか思うもんなぁ。これを「素直で可愛い」と言い切ってしまうのは抵抗あるな~(笑)。
 勿論、本人も反省は重々しているようですが、それでも結果的に流されてますもんね。アニメ見てた時には、そりゃクビになって落ち込んでる時に以前から熱烈なファンだった人に声かけられたら、ほいほいついてっちゃうかもなぁとは思いましたけど。
 確かこのまま奈々はノブとタクミと三角関係になっていくんでしたよね。ラストの「もう一度歌って」が何とも意味深です。