読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

ヒカルの碁 1巻 棋聖降臨  原作 ほったゆみ/漫画 小畑健  集英社ジャンプ・コミックス

 小六の進藤ヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく。
                             (表紙裏の紹介文より)

 考えてみれば『ヒカルの碁』の漫画ってちゃんと読んだことなかったよなぁ。ってんで借りてみました。アニメでは見てたんですけどね。
 絵が違う、ってのが第一印象。小畑さんの絵は『ヒカルの碁』後半や『デスノート』の、かなりリアルなイメージが強かったので、こんなにアニメっぽい絵柄だったのに驚きました。緒方九段とか全然別人だし(笑)。
 ヒカル、性格悪かったんだなぁ。川上とも子さんのいかにも罪のない喋り方で随分緩和されてたんですね、活字だけの状態だとダメージ大きいわ(笑)。塔矢アキラのヒカルへの執着っぷりも、漫画で読むと何だか新鮮。塔矢名人の親馬鹿さ加減も、アニメで流れるのとはまた違った感慨が…(笑)。
 小畑さんの原画は以前、少年ジャンプの原画展で見たことがあるのですが、修正がなくて本当に驚きました。あのくらい奇麗に描けなきゃ週刊連載なんて無理なんだなぁ。
 相変わらず碁を覚える気にはなりませんが、やっぱり漫画は面白いです。