読書記録~防忘録~

読書記録です。時々、漫画やアニメにも独り言してます。

犬夜叉 52~54巻 高橋留美子著 少年サンデーコミックス

 死んだ巫女・瞳子を操る奈落。常に瞳子の後ろにいる奈落を撃つには、かごめは弓と自分の霊力を、正しく使いこなさなければいけない。瞳子の導きもあって、かごめは奈落を撃ち抜き瞳子を救うが、瞳子はかごめの霊力がなにかに封印されていると言い残す。
 奈落は四魂の玉から、邪念の塊・曲霊を生み出す。曲霊は琥珀の持つ四魂のかけらを狙い、殺生丸と相対する。曲霊の瘴気に琥珀の持つのかけらも汚れ、駆け付けたかごめの霊力も封じられ、殺生丸も呑み込まれそうになった時、殺生丸の無くなった左腕が再生。その手には殺生丸自身の刀・爆砕牙が握られていた。爆砕牙は曲霊の身体を壊し続け、曲霊は退くが、かごめの霊力は戻らず、琥珀も昏々と眠り続ける。
 かごめと犬夜叉の留守中に、弥勒や珊瑚が襲われる。曲霊に操られる琥珀に、必死に呼びかける珊瑚。奈落も現れる中、かけらに残った桔梗の光にも支えられ、琥珀は漸く生きる気力を取り戻し、犬夜叉達と共に奈落を追い払う。その矢先、奈落は琥珀のかけらを奪い、曲霊はりんを連れ去って行く。
 かけらの力で命を繋いでいた琥珀を、この世に呼び戻したのは桔梗の光だった。桔梗の光は琥珀に宿り、琥珀は甦る。ただ、四魂の玉を浄化することはできなくなった。
 いよいよ完成した四魂の玉。巨大化した奈落の体内に、犬夜叉たちは飛びこむ。だが犬夜叉は玉の毒気に充てられて妖怪化し、かごめを襲う。さらに、曲霊が犬夜叉を乗っ取ろうとする。…

 …曲霊は草尾毅さんだったなぁ。
 いよいよ最終決戦ですね、三巻にも渡ってたんだ。
 何か大きく勘違いしていました。天生牙が爆砕牙に変じたのかと思ってた。また新たな刀が出て来たんですね。
 琥珀が生きる気力を取り戻した所で奪われるかけら。俗に言う「フラグが立った」状態ですね、よくあるパターンと言えばそうなんですけど、「おお…!」とか思っちゃうなぁ。ハッピーエンドになるだろうことは疑いないのにね。
 殺生丸も独り立ちして「お兄ちゃん」の自覚を持ちました(笑)。犬夜叉たちとタッグを組みます。りんを攫われると本気になるのね、いよいよクライマックスです。